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「高句麗伝説」前夜


「教壇に立つ」仕事が明日で終わる。病欠の先生のピンチヒッターとして、わずか二週間だけの仕事だったが、やはり自分に一番向いていることと確認しただけに、さて、どうしたものかと困惑している。年齢がネックで、なかなかいい口がないのだ。だが、明日は「高句麗伝説」があり、15日には応用講座があるので、なにか慌てないし、焦りも少ない。しばらく、このままで耐えて、明るく暮らすばかりなんて「能天気」を気取っている。
 毎日、散歩し、詩文を書き、健全さを保持しているなんて、最高の生き方ですね、と知人からの手紙にあったが、「最高」なんて思ったことはなく、(かれは、体調を崩して、喉の不調に悩んでいるから、よけいに羨ましく思うのかも……)いま、できることを、まじめに取り組んでいる感覚なのだ。どこかで「身銭を稼ぐ」必要を感じながら、でも神仏に頼ったり、他人に頼んだりは、あまりしないで、やせ我慢の毎日。なんとか「自力本願」したいものと頑張ってはいるのだ。「歩く」のも、「書く」のも、自分を失わないため。
 でも、明日のコンサートは希望! なぜなら、自分の向上心や努力をはるかに越えた「美的経験」や、言葉を越えた「天啓」に出会えるから。わたしの頭や体をも越えた「力」のようなものが身につくから。幸運も不運も、くだらない「身勝手さ」の文脈でとらえるのでなく、「命」輝くように、大きなうねりとなって眼前し、わたしを新しい世界に導いてくれるから。
 だから、「オロオロ」するより、今夜は「ワクワク」している。(5/12)
 

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高麗恵子スカイロケットセンターにて 2