大宇宙の漣へ
府中の森に、いだきしん先生から一音めが生まれ、この世に次々に生まれていく音たちに、身体の外側がないほどに全部が心で、心の全部は震えてなりませんでした。コンサートがはじまる前に高麗恵子さんが府中の森のなかを歩かれていく場面にいさせていただきました。土を踏むその足をいっしょに喜んでいる人たちがいるようで、密かにもうれしくて、涙がいのちの中に溢れました。そして、高麗恵子さんに集まってくるようにあちこちから木々の漣の音が、はじまり、即興詩のお声がはじまり、ほんとうに、ただただありがとうといのちのなかがいっていました。そして、全ていっしょに先生のコンサートの一席に座らせていただきました。府中の森の漣から大宇宙の漣へと連れていっていただきました。宇宙樹のしんが身体のなかにも貫かれていくようでした。すごいコンサートでした。
ありがとうございます。出会った人と、みんなと、コンサートを経験できるように、ひとつひとつ、丁寧に活動し続けていく気持ちです。ありがとうございます。