心の自覚
今頃ですが、先日の自分にとって久しぶりのアントレプレヌールサロンは、ジェンダー講座のようにもなったりと、面白いサロンとなりました。質問をされた方が、ご自身の心からの「好き」な経験を思い出そうと更に質問される姿に自分のことを重ね、過ぎた時間を手繰り寄せておりました。今のこの暮らしに、私の言葉では、「ときめき」がないと張り合いがないことは感じてはおりました。ただ好きであるだけではそれは起こらないことも何かつまらなさを否めずにおりました。しかし意識に上らず自分の心がどんなであるのか自覚していないことに、もっと深く自分の本心の大きさを計ろうと心澄ましました。先生がご自身のご経験をお話し下さりながら私たちに本命の「好き」だった経験を促す中、思い出したことがありました。大好きで繰り返し読んだ、埃まみれの昔の本を取り出すような感覚で、当時を思い出しておりました。いなくなって初めて自分の心深く関わっていたことに気づくのが世の常で、自覚がないことは時を無駄にしてしまうことと思われます。エントロピーの法則は整頓された部屋でも放置していれば散らかっていくことから、秩序を保つために働きかけること、暮らしであれば片付け掃除することは、つまりは自律なのだと行き着きます。エントロピーが増えれば混沌となるので、自然界の循環や現象は秩序を保つ働きかけと古代の人間はわかっていたと考えられます。ビジネスでも循環がされるのが発展を呼ぶのかもしれないと感じており、自分はどう携わろうかと感じます。
ありがとうございました。
田嶋利江子