講座前日に
明日の「応用講座」を前に気持ちを述べたい。
まず先生に直接お会いできることがうれしい。なにか先生だけが、わたしをそのまま受け止めてくれ、「さあ、リスタートだ!」と励ましてくれるように思うから。それこそ「年甲斐」もなく、気恥ずかしい次第だが、「年齢」も「経緯」も「怠惰」も「失敗」も、すべて洗い流してくれ、「希望」の光にしてくれるから。「郷愁」にも似た情感と、澄み切った「知性」と、無類の「優しさ」との中で、すっかり安心できるから。
トランプ大統領の暴言政治にあきれ返り、兵庫県政の「闇」にうろたえ、学校や教育業界のひどさに言葉を失い、山火事を始め世の中の災害や、詐欺や性加害事件に憤り、どう考え、どう行動すべきかの信念がぐらついて仕方ない。加えて、いつも金銭的不安に苛まされ、仕事の展開も座礁にひっかかり、うまくいかない毎日。それでも「考えて行動する」(ハンナ・アーレント)人でいたいし、「国語教育」の発展に尽くし、民謡やフォークソングについて研究と実践を続けて行きたい。山歩きや散策を通して、いつも自然の中で生きたい。これらの庶幾を、それでも持ち続け、実践していくだけの気力を養う。それがわたしにとっての「いだき」なのだ。
明日に続く2日のコンサートで、不死鳥のようによみがえりたい!(2/28)