KEIKO KOMA Webサロン

今とは


「今に生きる」高麗さんのビデオ講演会をお聴きしながら、今って何だろうと考え始めました。自分が置かれている今を今と捉えていたのかと、なるほどと頷きました。突然思い出したのは、がんの手術後に心肺停止が起こり、心臓の検査が始まった時のことです。手術が終わったばかりなのに、どうにもならない不安と心配で一人堕ちる中、時を同じくして先生が結工房で焙煎されていらっしゃいました。そのコーヒー豆の写真に希望の光を見たのです。私はこのコーヒー豆をいただいて飲むんだ。先に向かう力が湧いてきて、病室で顔を上げることができ抜け出せたのです。時を同じくして今があることを経験させていただいたのに、忘れてしまったのです。目の前の現象が今だと思い込み、小さく囲って思い煩っていました。高麗さんの話をお聴きしながら、思い出せて本当によかったです。今に生きることを持続するのは、とんでもないことでありますが、先生のコンサートで常に経験できる場があることはすごいことなんだと、今気がつきました。コンサートをコンサートとしか捉えていなかったことに気がつくと、講座も然り、すべてが万事そうだったと唖然とします。高麗さんが仰る通り、本当に勿体無いことをしていました。

昨日は会社で、仕事で場が動いているのに決め手に繋がらないのはなぜかと考えていました。過去の成功パターンに嵌っていたり、数字の成果を出そうとしたり、詰めが甘く自分が逃げていたりと見えました。その人自身と向き合っていたかと問えば、自分都合で人を動かそうとしていました。人は自分で決めて動き、決める時は瞬時に決めます。そうわかった時、動きを変えました。変えたら直ぐに人は反応して会話に繋がりました。更に今日は、自分が今に生きていないとわかり、ありがたいです。やり続けながら変えます。

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仙台にて
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仙台高麗屋にて
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三鷹市公会堂光のホールにて-2