更に、その先へ

先日から左足の太もも、ふくらはぎの内側に突然現れた赤い発疹は、何とも不気味でした。痛くも痒くもなく点在する赤い発疹は増える一方で、真っ先に頭に浮かんだのは蜂窩織炎でした。慌てて写真を撮り、スーパーDrのチームで私を真っ先に助けてくださった方に送信しました。確定はできないけれど皮膚科に行くよう指示が出たので直ぐに行きました。ところが医師は、原因不明で症状がない為「困ったなぁ、診断名がつけられない」と云うのです。「困ったなぁ」は私のセリフだと内心思いながら、正直に本当に困った顔をしているのが可笑しくて笑ってしまいました。とりあえず軟膏を処方され、とりあえずって何だと思いながらも一生懸命塗っていました。ところが一昨日の朝になったら赤い発疹は茶色く薄くなったものの、左足首と踵全体が赤く腫れて痛くて堪りません。嫌な予感は確信となり急いで写真を送信すると、直ぐに皮膚科に行って抗生剤を服用するようにと指示が出たので慌てて痛む足を引き摺り再診しました。医師は赤い発疹は軟膏で治ったものの、これは別物と云いましたが、私は体が前兆として教えてくれていたのだと思います。なぜ罹患したのかわかりませんが、やはり恐れていた蜂窩織炎でした。薬と共に、歩かないで家で安静にするよう指示が出ました。私はリンパ浮腫なので健康な方と異なり、くれぐれも蜂窩織炎に罹患しないように注意されていたのでショックでした。何もしなくても痛いのに、立っただけで体重がかかるため痛みが強くなります。なぜよりによって今なのか、待ちに待った予防医学講座が始まる前日であり、翌日はアントレプレヌールサロンです。果たして歩いて行けるのかと、丸太のように腫れた赤い足を見て不安に襲われましたが、前日に罹患したことは救いと切り替え直ぐに休みました。翌朝は先生のアーカイブをお聴きしながら、布団を干し洗濯も行いました。今までだって、どんなに困難なことが生じても必ず行くと決めたことは実行していたじゃないか。先生の力強いピアノコンサートは、「新年コンサート」でした。奮い立つ強い意志が湧き起り、いだき本社に向かいました。

不思議なものです。丸太のような左足は痛むこともなく、初めての予防医学講座は最初から最後まで面白くて面白くて堪らず、克哲さんを中心にして集ったチームの方たちはどなたも最高です。一度もお食事会に参加できていない私は、最初何を克哲さんが仰っているのか言葉も聞き取れずノートに書こうにもカタカナを書くこともできません。皆さんは理解されているようで一人で焦っていましたが、途中克哲さんに質問をしながらその内に気にならなくなり、気づけばケーススタディも愉しくて初めてなのに初めてじゃない、わくわく感に溢れて夢中になっていました。いだき受講生の力をお一人お一人の中に見、共通の目的で時間を共にする一つのチームカラーを彩る空間は誰もが自由です。教えてくださる克哲さんは、やっぱりすごいなぁと感じました。私は病気を発症してリンパ浮腫となりましたが、この自分の経験を通して伝えたいことがずっとあります。執筆もその一つで今取り組んでいますが、今日の経験で明確に見えたものがあります。執筆の結末がどこに向かうのか思いあぐねていましたが、はっきりとわかりました。克哲さんと話した「一人じゃない」は、私が本の冒頭と最後に書く予定の言葉と同じものでした。更にその先まで、やりたいことが見えたのです。こんなに嬉しいことはありません。既に今日となりましたが、先生にお会いできるアントレプレヌールサロンの前日に気づけたこと、そして先生からお聴きできるアントレプレヌールサロンがあるこの流れに、感謝いたします。ありがとうございます。先生にお会いしたら別次元となり蜂窩織炎もあっという間に治っちゃいますね。元気に向かいます。よろしくお願いいたします。