KEIKO KOMA Webサロン

光の玉手箱


前回の京都で高麗さんからお声がけいただいた先生のアーカイブ。年内にどうしてもお聴きしたく、そのくせ届いた時はどうしようとドギマギしました。玉手箱を開けるように恐る恐る重い梱包を開けた瞬間、圧倒される黒い漆のケースの存在に不意に腹が決まりました。私は母のいない年末年始をどうやって過ごすのか、この先どうしたらいいのか暗澹たる黒い思いでした。同じ黒でも、まるで違う存在に光を見ました。圧巻のDVDは正にいだきの生きる証です。選べるはずもなく、最初のDVDからお聴きすると決めたら、音と共に夢中で掃除を始めました。先生の存在をお迎えする部屋にしたい一心でした。ずっと光の音が流れる私の部屋の空間は光と変わり、黒い憂いは消え去りました。光の玉手箱に相応しく生きると決めました。

今朝は昨日の母の言葉を思い出しています。受話器の向こうで無音が続く中、焦る私に「ああっ?」と何とも言えない母の突拍子もない声に笑っていました。瞬時に余計な力が抜ける「ああっ?」に、そうか、突拍子もなくそう生きればいいのかと笑顔になります。今日もきれいな青空が広がる中、満席の新幹線の車内でしあわせに満ちています。年明けの京都、京都は途轍もなく大きく変わる場です。出会いの一日は、どんな展開になるのでしょう。よろしくお願いいたします。

KEIKO KOMA Webサロン
盛岡にて
KEIKO KOMA Webサロン
今日も愛麗花?ちゃんがヘアーアレンジをしてくれました
KEIKO KOMA Webサロン
お茶室にて