美。愛に満ちる魂

12月24日は今年最後の「出会の一日」に参加をさせていただき、心よりありがとうございました。急遽参加させていただくことになり、向かう時から本当に参加できますことの喜びと感謝いっぱいでした。精神の源を辿る旅、中東編と高句麗編という、今年最後にしてこの最高の上映プログラムと感じ、楽しみに拝見させていただきました。先生が撮影される映像は、飛び込んでくるのか、入り込んでいるのか、映像を見ているという意識がなくなるほどに一体となる体感で、まるでその地を歩いているようです。この度は中東の地も高句麗の地もただただ美を感じました。十数年前に拝見させていただいた時には自分にはここまで感じとれなかったので、嬉しくもありました。高麗さんがされるマーブリングも人の意識が入らず、自然の光、風、水、そして宇宙空間とひとつだからこその美しさと感じますが、中東の遺跡も高句麗の城壁や古墳なども、とても繊細で且つ頑強で、人の手で作っているにも関わらず、自然とひとつである美しさや隙のない美しさが映像に映し出されとても感動しました。このようなものを作ることができた人たちはどんな方々だったのだろうと思いを馳せました。個人的にはバールベックがとても好きで、先生の映像もずっと見ていたくなります。五女山の城壁も何度見ても圧巻で、石を積んだ一人一人の生き様が2000年もの間崩れずに今なお堅牢な壁として残っていることに現れていて感動します。そして映像に時折映る高麗さん。高麗さんがご登場されると思わず笑み生まれます。どこにいらしても中心となり、高麗さんの空間になり、パーっと明るくなっていくことに世の希望と感じました。中東編も高句麗編も大変に貴重な映像と音楽に、この映像作品こそ遺産ではありませんが、世界をあげて次世代へと受け継いでいかなければならないと感じました。そして、今年最後の「魂の語り」は、もう高麗さんのお声と先生の音のエネルギーに圧巻でした。高麗さんの魂の語りに呼応するように、内なる魂は動き出し、全身に熱を帯びはじめます。少し体が冷えてしまっていたのですが、開始早々高麗さんのお声を聞いたらすぐにドクドクと指先まで血が巡り出し、改めて驚きました。魂は愛に満ち、生きる糧、生きる力の源とはっきりわかりました。運動をすることも、睡眠をとることも、きちんとした食事をすることも大事とはわかっていますが、魂あってこそなのだとよくわかることができました。内から生きる力が生まれることが、何をも超えていくエネルギーの源です。魂あらわし、愛をあらわし、共に生きる人とより良くなるように生活も仕事も工夫し、皆が幸せに生きていける場をつくっていくことが、一人一人、今これから必要なのだと感じます。私にとり、11月7日から始めてくださった「出会の一日」や「いだきを語る」の経験が本当に大きかったです。まだ一年は終わっておりませんが、一年の締めくくりの催しに身を運ぶことができ、高麗さんも飛翔されたと経験をお伝えくださり、2025年へと向かえますこと、誠にありがとうございます。