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生命のはたらき


いだきしん先生、高麗恵子様、皆様、いつもありがとうございます。
12月24日、今年最後の「出会いの一日」は当初、「魂の語り」から参加させて戴く予定であったのですが、不思議な巡りで、私にとって、とても要と感じていた「精神の源を辿る旅 高句麗編」から参加させて戴けることになりました。それも夫と共に参加が叶いました。
私事で恐縮ですが、12月17日、渋谷での「魂の語り」への参加を目前に急に目眩と嘔吐で立っていられなくなり会社を早退、そのまま年内は会社を休むことになってしまいました。もちろん「魂の語り」は、既にチケットを持ちながら参加することは叶いませんでした。病名は「良性発作性頭位めまい症」というもので、幸い脳の障害ではありませんでした。けれど経験したことの無い自分の身体の状態、真っ直ぐに歩けない、普通の動作も出来ない、立っていられない、立って動くとすぐ嘔吐してしまう・・がショックであり、このままどうなってしまうのかという不安と、このままでは12月24日の「出会いの一日」も到底参加は無理・・という思いで、最初は心が沈んでいました。
しかし私の生命はそんなことは意にも介していませんでした。ゆっくりと、でも確実に、身体が一日一日と良くなっていくように私の生命はひたすら働き続けていました。
昨日出来なかった動作が今日は僅かでも出来るようになっており、そのことに自らが元気づけられ、そうやって一日また一日と、今日はどういう進展があるだろうかと、朝起きるのが楽しみにさえなっていきました。不安で沈んでいた心は明るく静かになり、日毎の小さな変化を喜び、そのうち「12月24日に参加できるかも・・」という小さな光が見え、その小さな光はだんだん大きくなり、輝き、「参加するんだ。」という光の意志になりました。12月24日の催しに参加出来るようになることが日々の目標になり、私の生命に私自身が引っ張られるようにして前へ前へと進んで行くことが出来ました。
もちろん当初から「年明けには職場復帰出来るようになる」という目標はありました。しかしそれはこの世の枠にガチガチに縛られた中での「ねばならぬ」の目標であり、そこには「もし復帰できなかったらどうしよう」という不安と恐怖がセットになっており、頭で自分を叱咤しながら頑張る・・という私従来の苦しい頑張りしか出来なかったと悉く分かります。私の生命はとにかく12月24日の「出会いの一日」に何としても参加したい、参加する、と揺るがぬ意志、この世的な叱咤激励、悲壮感などかけらも無い、静かで微動だにしない強く真っ直ぐな明るい意志で私を推し進めてくれました。
12月24日は、倒れてから2度目に病院を受診する日でした。身体のふらつきがとても強かったので、家の外に出て町中を歩く、ということがとても恐いという思いがありました。行きは夫に付き添って貰いタクシーで病院まで行きましたが、帰りは生命の欲するままに、タクシーを使わずバスに乗り、バス停からは歩いて自宅へ帰る、という意志が生まれ、意志のまま行動しました。身体はかなりフラフラしましたが、夫がしっかり支えてくれましたので、ひたすら無心に歩き続けることが出来ました。朝、病院内を歩いた時よりも僅かながら歩くことに慣れてきたことを感るととても嬉しくなり、身体のふらつきも、眼の焦点が定まらなくて視界が揺れることも苦にならず歩くことが出来ました。
そうして念願の「出会いの一日」。2度目の外出は、自宅から最寄りのバス停まで歩くと決め、夫に支えて貰いながらひたすら歩き続けました。残念ながら第一部「精神の源を辿る旅 中東編」には間に合いませんでしたが、第二部「精神の源を辿る旅 高句麗編」から、夫と揃って参加することが叶ったのです。バスが止まり、光のホールの階段を上り、受付でスタッフの方々にご挨拶をさせて戴いた時、心底から嬉しくて、感謝と喜びが心身から湧き出りました。
感謝。それは自らの生命への感謝であり、さらに大切なことは、自らの生命は周囲の方々のたくさんの生命とつながり支え合い助け合い交流しあって生きていて、そこには常に大いなる働きかけが絶えることなく降り注がれ続けている、自分が気づかなくて、当たり前にさえ思って、どれだけの恵みと支え合いがあって自分が生きて来れているか・・その生命のネットワーク、温もり・・高麗さんが仰る「いのちひとつ 愛」。そのことを知らずして大きな顔をして人間やってはいけない、自分が自分一人の力で快復しているなんて、とんでもない!・・という気づきへの深い感謝です。
倒れた当初は「何でこんな事に・・」という思いが湧きました。もちろん避けられるなら避けて通りたかった事には違いありませんが、もしあの日倒れていなければ、職場での勤務時間や人との関係に縛られるまま12月24日の「精神の源を辿る旅 高句麗編」を外すことになっていたし、自らの生命の働き、さらには綿々と繋がる生命のネットワーク、生命は支え合い、交流し、生命は一つであり、それは「愛」であること、の経験は無かったと思うのです。本当に何が真に良いことで何が真に悪いことなのか、人間の頭の範囲の次元では全く分からない、遙かに上回る宇宙のダイナミックな流れと躍動のなかで人間は生きているし、導かれ、生かされている・・その尊い一端を、こうして経験させて戴く事が出来たのです。

12月24日の「出会いの一日」そのものの経験を書かせて戴くまえに、そこに至るまでの経験を先に書かせて戴きましたことをお許しください。
あらためまして、12月24日「出会いの一日」での経験を書かせて戴きます。
ここまでお読み戴きまして、ありがとうございます。

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