聖夜
昨日は「高麗恵子『いだきを語る』」会を開催下さり、誠にありがとうございました。初めて先生の奥様を拝見致しました。とても深い全てを受容される芯を感じ、また透明であるが故全てを見透かす鋭さも感じられました。「真の女性」と言葉になり、スクリーンの中ですがお会い出来て良かったと心から感じます。先生と奥様が「いだき」と上映の前にお話しされ、そしてスクリーンの4人の歩くお姿が「いだき」と聴き、目を凝らし中心で理解しようと視聴しました。高句麗伝説での「ただいるだけで幸せ」の詩が過ぎります。言葉なくても命交流し、個々でも「ひとつ」と歩む姿に映り、いまだ目に焼き付いております。先生が吹かれるソプラノサックスに、風に立つ水面とすすきの光と澄んだ空とひとつとなり、より一層透明に澄んでいくように感じられました。澄んで何もないことは「静か」と感じられ、無駄がなく命そのままであることは静かなのだなと感じます。一昨日は、「食と健康」の講習会に参加をさせて頂きました。なかなか知り得ない情報は今の社会の裏を垣間見るようで勉強になります。薬と食が同等なのもより頷け、日常のひとつひとつの食の大切さと生活を考えさせて頂きます。いくつかアドバイス下さった中の、朝に生姜汁の「クチュクチュ」と腸を目覚めさせる塩白湯は昨日試みました。今後も続けて行きたいと感じます。また、ディナーにも参加をさせて頂き、改めて食のバランスの大事さを噛みしめます。翌日の身体の状態は明らかに違います。また、シェフがひとつひとつご説明下さり、その技術に感心もしましたが、何よりも口にする人のことを考え驚くほどに丁寧に真剣に調理されていらっしゃることが伝わって参りました。美味しく頂くことはあっと言う間ですが、それまでは100倍もの手間を惜しまず調理して下さっていると感じられ、大事に頂く気持ちになりました。美味しく身体が喜ぶディナーをありがとうございました。
田嶋利江子