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内面美しくゆたかに


昨夜は偏頭痛に苦しみました。頭の中で神か悪魔かと問う意識がありました。2元論では答えはないとは重々承知していますが、私の頭は自動的に善か悪か神か悪魔かと問います。元はひとつとわかっていても、そう判断することが習性となっていました。夢か現かですが、高句麗は天を地に表す精神と教えてくれる存在がありました。天そして天のはるか向こうは神も悪魔もないと教えてくれました。このことにより頭痛が治った訳ではありませんが、頭痛と心臓の痛みを抱えながらも優先すべきことを行う一日は気づきと学びばかりでした。気が早く、3段階先まで考え、先へ先へと頭が巡り、人との会話はなかなか通じ合えません。自分では物事を成していくには当たり前と思い生きてきましたが、人には負担になることがよくわかる一日でした。が、闇は人と人を分断するとは以前から感じてきたことであり、先生からも教えていただいています。それぞれが気持ちがありながら違うようにとらえていくことは互いに辛く、次第に分断されます。自分では全くその気がなくやったことが、人には真逆にとられていることが多いことも驚くばかりですが、よくあることです。闇は空間に渦まいています。内面を清め、闇にはひっかからないようにと意識的にでも取り組んでいる今です。先生は、だからこそ人と人が仲良く生きることが大切とお話しくださっています。感覚も、ものの見方も人によって違います。以前先生から内が良いのが仲が良いと聞きました。感覚も性格も違う一人一人です。内面が美しく良いことが仲良く生きていけると改めて感じる毎日です。日々内面を整理していますが、より深める必要があると感じています。一丸力が必要とも先生からお聞きしています。皆がよくなっていけるように皆で力を合わせ取り組んでいくことが必要とも痛く感じる今この時です。

今日は偶然の巡りから先生のご家族と夕食を共にしました。えりかちゃんと一緒に近所のレストランへ行きました。家族連れで賑わっていました。小さな子供たちも大勢いて、和やかでした。皆で仲良く食事ができることは幸せなことだと感じ、内は涙涙でした。自分のことで精一杯だと、容量が目一杯となり、他者を受け容れられずに争います。どちらが我慢するか否かでは答えではありません。闇にひっかかると、余裕がなくなり、分断されます。もう闇には関わりたくないと強く感じていますので、新しい世界を作ることが答えと考えます。なごやかな空気に触れ、頭痛も和らいできました。ありがたいです。

パリで心模様作品展を開催した時、国を持たないクルド人が、私のマーブリング和紙を大切に持ち、眺め、涙し「内面ひとつの国創りをしようとしているのですね」とおっしゃってくださいました。よくわかってくださると感激しました。マーブリング和紙を購入くださいました。ちょうど先生がコーヒーを淹れてくださっていたので、彼に召し上がっていただくことができ、私はうれしくて涙込み上げたのです。人生で先生にお会いできたこと、先生が淹れてくださったコーヒーを召し上がっていただけたことが人生の宝と感じ、国を持たずに生きる彼の困難な人生に光が差し込んだと見え、自分のことのように喜んだのです。内面ひとつになることができるのが人間と希望を感じます。今私たちは、先生のコンサートで内面が無限な世界に通じていく経験をさせていただいています。過去が解放され、何の境も枠もない何もない世界が広がります。内面ひとつの国創りができると考えます。日々、人と関わる中で闇にひっかかってはいられません。通信状況は簡単に入り込むと感じています。メールは届かないとか電話がつながらないのはいつものことです。気持ち通じ合い、心ふれあい、生きていくことが危機にある時代を生き延び、新しい世界を創ると見えます。

11月7日「出会いの一日」を皆様と共に経験できればうれしいです。今この時に人が集うことは生きる力となり、未来を作る力となると見えます。是非お越しいただければありがたいです。いだきを知らない多くの方々にもお越しいただきたいと願います。何の覆いも被りもなければ、いだきを求めない生命も魂もないでしょう。心よりお待ちしています。

ありがとうございます。

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NPO高麗 迎賓館にて