KEIKO KOMA Webサロン

「再生」に気づく二つの「道ひらき」講座


何か問題があって夜まで色々と考え込んでいても、一晩よく眠って、朝になったら「そうか 、今日はこうやってみよう」との気持ちが生まれ、実際にそのままそれをやりはじめる。朝起きたら、気分を変えて外を歩いてみようと閃いて実際に歩く行為が自然と生まれる。そのように生きながらにして毎日生まれ変わる状態が「再生」と理解しました。先生からあらためてお聞きし正直言って驚きました。そういう状態は随分前から日常的になっています。特に昨年あたりからはその状態がふつうになってきています。ピアノの音がきちんとわからないから今だに何もわかっていないと考える日々でした。バイアスのお話から少し考え直していましたが、一人一人全く違う生命であり、生き方であることを取り戻すとき、どこかでわかっていたのですが、まだまだ「依存症と主体性」の問題が身の内にあります。先生の明確でわかりやすい表現で気づけました。ありがとうございます。

これまでも何度か「いだきは何をしているか」の答えとして教えていただいていたことですが、ロームシアターのコンサート後から存在論までに何かが閃いてはメッセージを読み直し、じっと考え、何回も何回もその作業を繰り返していました。自分にはホモサピエンスのこと、奇蹟に奇蹟を重ねながら・・などと具体的に人類全体のことに言及されていることから、「再生」は自分事として読みながらもイエス様からいだきしん先生へと自然と重なっていくDevine ages の大転換を表すメッセージに聞こえていました。イエス様とヤハウェの関係性については何度も何度も講座で質問させていただいてきました。メッセージを再々読み込んで生まれた疑問はヤハウェとの約束から行為されたと言われるイエス様の存在、迷走していた弟子達の行動。それらの結果が時代を経て イエス様といだきしん先生との出会いとなり、今、先生が宗教という枠を完全に超えて捉えておられる「人間とは?」「神とは?」についてお聞きしたかったのです。しかし、今回もゴールに行き着きませんでした。質問、対話のプロセスで自分の理解の浅さから行き着かない経験を続けていますが、先生との対話の経験がそのすぐ後の応用コースで「再生」の深い理解に繋がっていったのは間違いありません。

先生ご自身のことでは、何か問題が出てきて考えるうちにある観念が生まれ、それは周囲の人たちには理解されないけれど実際にやり続けていると現実がそうなってしまう経験を伝え続けてくださいました。学生時代の大学のあり方の問題に疑問を持たれ、実際に解決した時のこともその視点でお話しくださいました。存在論ではハイデガーの「行為理論」をわかりやすく紹介くださいましたが、あれでは先は拓かれないとのことで、私にはやはり「イエス様に出会うからだになれば良い」と中学生の頃から考えて次々と行為されていた先生の生き方が いだきの原点であり、その後も「世界を変える」気持ちがあり続け、誰にも理解されなくても一人やり続けておられる先生の生き方こそ「いだき」と捉えます。

先生が作られた老人ホームはデイケアやョートスティ、入浴カーなどの仕組みも目を見張るものでしたが、その仕組み、安心安全な環境を確保した上で「呑んでも死ぬし、呑まなくても死ぬ、どうせ死ぬなら呑んで死んだ方が良いだろう」と話す真っ黄色い顔をした酒飲み老人の要求を受け入れて酒飲み会を催し、「死ぬまでに一度温泉に入りたい」とのばあちゃんの要求を実現するために取り立てホヤホヤの免許証を携えて大型バスの運転手を買って出る「行為の人」が私にとっては いだきの原点です。いざという時には一人残さずいのちを守れる十分な環境を用意をして、心を豊かにする立派な絵画もあり、老人ホームを人間的な集まりの場に創造し、人間として真っ当な人生を生きることで存在を表す老人達のフィールドが50年も前からこの世に存在していました。誰もわからなかった当時から、すぐ近い将来に来る高齢化社会の大きな課題に答えを出し続けられていたことが今、我々受講生には明らかになっていますが、誰が聞いてもわかるような「人間らしい時代」になっていないこともあらためて感じます。

そしていだき講座にはじまり、コンサート、高句麗伝説、応用コース、存在論、死について、ジェンダーなどが有機的に関連しながら複合的に理解を深めるいだきラインアップは自分自身で「自己の存在」を考え、健康で創造的な人生を求める人たちへ持続的に提供されて来ました。
先生が最近さりげなくよく仰ること、「自分は何もわからない人だった」というご自身の人生の原点。そこから探求し、学び、やっと理解した時に、わかってると思っていた周囲の人たちが実は誰一人として本当にはわかってなかったことに気づき大変驚いたというお話。さらに年齢を重ねると豊かになるとのお話に続けて最近やっと色々なことがわかってきたと仰り、さらにその次にはこう話されるのです。「でも、すぐにまたわからなくなる」。最近お聞きする腸内フローラが象徴するように、止まっていない人間、固定化しない社会、世界、常に動いている環境をいつも敏感に感じ取り、日々生まれ変わる人間。「再生」の先駆者であり、常なる実践者、 いだきしん先生に直接お会いする機会を生かすことが「いだきの」原点であることもじっくりと理解しました。

自分で考えるためのヒントの数々、実践への道ひらきのフィールドをいつもありがとうございます。

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