愛に溶け合う関係
高句麗伝説の日の朝、右耳に突如激痛はしり部分的に耳が聞こえなくなりました。激痛はつづいておとずれ、これはやばいなと感じました。ふと父方の亡祖母をおもい出しました。亡祖母は耳に障害あり耳がきこえなかったです。想像もしていなかったことと予感していたことかさなり遺伝の可能性よぎりました。
耳の状態をきっかけにそういえば去年11月頃からの身体の変化があり声が出ないという状態と関係あるのかなとおもいました。たまたまメルロ=ポンティの本をよんでいて失声という箇所がありました。全く別世界から答えが飛んできたように驚きました。失声という現象に備わる意味は、「他者との関係」であり、「その関係の伝達手段が発話」である。失声は、対人関係の放棄も示唆している。つまり家族の構成員との「共存の拒否」を意味しているのである。
祖母と耳のことをかいてますと、耳とかくつもりが母とかいてました。かき間違えたのですがそういえば祖母と母の関係を思い出しました。先祖解決の根源のひとつ、大きなテーマであるといま気づきました。子ども心に見ないように気にしないように考えないようにする癖や誤魔化しや思考停止のような癖がついていたと今となって気づきました。蓋をしていたことが結果的にひらきました。
現象学や身体論を超えてコンサートや講座の機会に恵まれている先祖代表の私であり愛にいだかれているつらなる生命です。自分の対人関係は、亡祖母と母の関係は愛に溶け合っていきます。個人の関係だけではなく国と国の関係を考えますと、国内では日霊女や素戔嗚尊の時代に農耕民族と騎馬民族の関係、大和朝廷時代には神道と仏教の関係、近隣国では朝鮮、ロシア、韓国、日本、中国、台湾、シンガポールなどの関係、世界ではインド、中東、ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、アメリカ大陸、オーストラリアなどの諸国と際限なく国と国の関係につながっていきます。神と神の関係やユダヤ教、キリスト教、イスラム教や儒教や仏教など宗教と宗教の関係にもつながっていきます。関係変える、変わる、解決することを、愛に溶け合っていく世界を願います。ありがとうございます。