KEIKO KOMA Webサロン

愛とは


全身全霊、感動のご演奏、聖なる音、愛を経験させて頂きました。アントレプレヌールサロンから狛江高句麗伝説、二日間にわたる三鷹にてのコンサートに参加させて頂きありがとうございました。

三鷹市芸術文化センターにてのコンサートメッセージ第一部の中で「我々は皆、溝の中にいる。その中の何人かは星を仰いでいる」をおききして、自分の生きている環境と、ガザをおもいました。60歳以下の人たちは、生まれた時、あるいは物心つく以前からずっと、イスラエルの軍事占領下で、イスラエル兵から銃口を突きつけられながら、人間としての全く自由も平等な権利も奪われたまま生きてこられている。高さ8メートルの壁を建設され完全包囲された中に連日連夜、空から、陸から、海から、ミサイル砲弾が打ち込まれて大虐殺が続いている。その方たちが仰いでいる星をおもうと言葉にならず、ピアノの音が届き世界が癒されることを願うばかりです。時空を越えて、いつの時代にも星を仰ぎ、何かを成し遂げようと生きた、つながっているヒト。

イエスの血の責任は我々と子孫にあると答え、イエスを殺めた子孫は差別と迫害を経てホロコーストによる大虐殺を経験し、今は加害者側になって大虐殺を行っている、この生き方を終える、変える生命感覚はどのようなものなのか。正しさや正統性を主張して幼な子や子どもたち、ただ平和を願い祈り生きている人たちを残虐に殺戮していく人間がいる、今の世において、正しいということは愛なのか、正しいということが対立を生んでいるのではないか。

広島をはじめ日本国内に原爆投下し民間人の大虐殺を行なった側は、今も原爆保有と開発拡大をつづけている。被爆国日本、一方で日本国は大日本帝国時代に植民地主義を実行し他国において大虐殺や蛮行は行なったことはないのか、朝鮮人集団虐殺等その加害者側の経験を宿してきた生命はいかに解決し今の時代を生きているのか。

一方的に相手が100%悪いという悪はいかなる悪なのか、双方どちらにも悪がある場合に人間はいかに考え、いかに神に従い、悪を解決していくのか、悪を解決する答えを見出していないが故に何千年も争い、過ちを繰り返しているのではないのか。自分が内に秘める自身の悪を、罪を認めて詫びること、罪を償うこととは、キリスト教における原罪とは、人類にとって罪とは、何なのか。罪と共にどのような姿勢で生きていくのか。

見えないものが見えてきた、隠してきたものが暴かれてきた、忘れさせようとしていることがくり返しあらわれてきている今の時代、時。生命体が生きられない状態まで地球環境を破壊しつづける資本主義体制下において、いかに愛を実現して、実現した先はどんな社会でいかに暮らしているのか。魂、精神、アイデンティティー目覚め、非政府団体、民間人、民間法人、世界市民の結集から悪に抗っていくこと。悪に抗うことは自分自身に抗うことでもあるのか、身に、内に宿してきた悪。悪はいかに善に溶け合い、この生命は愛を体現していくのか。はてしなく尊い、平和を希求する活動をありがとうございます。

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