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狛江の高句麗伝説へ


「高句麗伝説に向かって」のお便りをありがとうございます。今の時に、高句麗伝説の機会がどれほど必要か、要なのかを知り、目が覚めてまいります。伝えて下さり、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。昨日は、六本木でビデオ講演会に参加させていただき、はまっている状態から抜けるといった内容のお話を伺いました。このところ、可処分所得が少なくなっていることをよく聞くようになり、思考が止まり身動きがとれなくなってしまう…全体的にそうだと感じておりました。日常でも人の心を失った状態を頓に感じられ、そうした場面に遭遇します。でも国創りのエネルギー、「高句麗伝説」の尋常ならざるエネルギーを経験した時、一挙に先を拓くことを経験します。実際に新たな出会い、新たな仕事との出会いに恵まれていくのです。いだきしん先生の太鼓は大きなものをともに乗り越えて下さる体感があり、世の中の流れに翻弄されるでなく、自分が参加し変わることで状況を変えていける機会、パワーを得られる場は他になく貴重です。高句麗伝説は「アントレプレナー精神」を養う機会ともおっしゃっていたこと蘇り、こんな時だから仕事を作り事業を作り、場を創る。今、最も必要なパワーの場です。お恥ずかしながらしばらく体調も崩しがちでしたが、古い頭の状態、これまでのやり方を変えていかないと先がないと現実に示していただき、見直し、実行に移すときとなっています。

過日は盛岡、多賀城での高句麗伝説を誠にありがとうございました。「魂の真」の歌をウェブ等で公開してくださり、新しい表現の波は新たなうねりが起こるのを感じ、表現にふれた人は未来に導かれていく…そんな生命の流れが見えます。盛岡では終始、美しく透明な空気の中、北上川の詩に涙こみ上げ、美しい方の存在、ともにいてくださっているのをよくわかりました。内面に永遠の標を感じ、心に生きています。多賀城の高句麗伝説では、ある時から嗚咽がはじまり、涙がこみ上げてきます。待ちわび、待ち望み、登場をまちのぞんだのは阿弖流為の存在でした。王様のようなリーダーのような存在を呼びかける声が内からして、自分の中にも、そして行商活動を通して、東北で出会った沢山の方々の生命の内にある呼び声のようでした。他者のいのちとひとつに生きていたこと、底抜けの優しさを知り、東北の魂は蘇り、表にあらわれていくのを感じました。

高麗さん、いだきしん先生が詩と演奏で表現してくださることで、各々の地によっても創る力、人々が愛し合い、生きていた息吹… 「真」は今に生き、未来へ溶け合い導かれて新たな道ができていくのを内面で経験していきます。「永遠」を示してくださる王様、お姫様の存在…との魂の出会いは、人間になっていく機会、何があっても乗り越えていける機会です。明日の高句麗伝説に望ませていただきます。ありがとうございます。

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