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初めての高句麗伝説


昨日の盛岡高句麗伝説は、仕事で以前お世話になった方をご案内しました。10年ぶりくらいに突然私がご連絡差し上げたのですが、快く参加を決めていただいたのです。
いざ当日、相手の方は何が始まるのかと楽しみにしていた様子で安心しました。ところが、開演後、演奏が始まってすぐに私の身体全体がとても熱くなり始めました。なんだなんだこれはと思っていたら、今度はご案内したお客様がモゾモゾ動き始めたのでどうしたかな?と気になったのです。途中、高麗さんの詩に共感したようで「いいねえ」と言っていたので安心しました。少し落ち着いたかなという気がしたのですが、また身体全体で動き出したので、ちょっと心配になりました。果たして最後まで座っていられるかどうかと。私は2部が終わる前には身体の熱さは落ち着いていました。なんとかお客様も最後まで聞いていることができました。アンコールが始まる前に「すごいわ、右腕だけパンパンに腫れ上がってる」と言うのです。私はそれを聞いてもなんだかわからずでした。
終わってからお客様から聞いたのですが、演奏中、右側の身体だけ熱くなってきて右腕だけが筋トレ後のようにパンパンになり、肝臓の辺りはボディブローされたような感覚、更には右頬をヤスリで何度も削られる感覚があって大変だったとのこと。途中、頭を持っていかれそうになった時、右腕を引っ張られた感覚があった、佐藤さんのエネルギーがすごくて右側だけ大変なことになったと言うのです。それで、反対の左側に身体を動かしたら隣の方は気持ち良さそうに寝ているではないか!一体何事!と思い、佐藤さんを見たらちゃんと起きて聞いているではないか。暑がりな自分より熱い気を出してる佐藤さんは一体何?そしてなんだか悲しみのようなものが伝わってくるのはなぜ?となり、演奏中は私の身体の反応を受けて大変だったそうです。アンコールの拍手で少し身体から抜けていった感覚があったとのことでした。そんな話しを聞いてとても驚きましたが、2人で大笑いしながら何度も不思議な体感だったと話しながら久しぶりの再会を喜ぶことができました。お客様はサラリーマンの傍、太極拳の伝承者としても活動されているということで、人が出しているエネルギーに敏感な方だったことを知りました。自分の師匠から技を受けた時の体感と同じだと驚いていました。こうして人の身体の反応を目の当たりにして、具体的にどうなったのか話しを聞いたことで改めて高句麗伝説の凄さ、楽器の音がどれだけ身体に影響を与えるのかということを実感しました。本日届いたお客様からの感想は「貴重な体験でした。威力は体の大きさじゃないですね。楽しかったです」とのことでした。先生、高麗さん、盛岡での開催ありがとうございました。
明日の多賀城高句麗伝説は夫と行きますので、どうなるのかと今からドキドキですが、楽しみにしています。よろしくお願いいたします。

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