新しく知る世界
東北の死についての講演会、やはりかけがえのない時間でした。まさに今、自分に起きていることそのままであること、余裕がなくなったことで不要なものがはっきりすること、必要なことに集中するよりないことを教わります。
死を見据えた時、何者にも囚われない人間として赤裸々な自分自身に向き合う、先生が講座の中で今が一番まともだとおっしゃった言葉が自分のことと重なり妙に腑に落ち、新しく知る世界の中に生まれ変わる感じがしました。
今まで 正しいと思っていたことが 単に自分の弱さであったり曖昧さであったり、余分なものが 祓われ生まれる 真、新しく出会う世界。
高麗さんのビデオ講演会の中で、コンサートをお伝えすることについてお話があった時に受講生から繋がった仙台の方のことを思い出していました。コンサート前に時々お茶をする機会がありつつも、もともとあまり気の利いたことが言えない自分がもどかしく感じていました。先月の仙台コンサート後に、来月の多賀城行ってみようかなとの言葉に、先生のお誕生日だから一緒に行けたら嬉しい!と思わず答え、ご一緒する中でわかったことがありました。
いつも自分の気持ちの中に相手に楽しんでもらいたいという気持ちが湧くことが多いですが、ある意味ではよく見せたいという思いに繋がることでもあり、相手次第では 自分がなくなったり、我になったりすることに気付きました。コンサート ご一緒できること 嬉しいんです という言葉を彼女から聞いた時、初めて 今の自分でいいと認められた感じがしました。先生のコンサートメッセージで愛は善悪の善とお聞きした時、ここから始まることであれば自分自身の中心を見失うことがないということが改めて 腑に落ちました。
内的環境が 外的環境をつくる、この生まれたままの新しい状態で瞬間瞬間 生ききること、死は時間が終わる瞬間、いのちある今、自分の存在そのままに向かうことを知る今です。ありがとうございました。