いだきで生きる

新しい年を迎え、迎賓館のコンサートをありがとうございました。唯ならぬ一年の始まりとなりました。大変な地震もあり、被災された方々のご無事を心から願うばかりでございます。
コンサート中は、大地震の被災地も、いまなお続く戦争地域も、どうか一人でも多くの生命に奇跡が起きますように、そして原発の多い地域での大地震でもあり、第二の福島が起きないことを祈るしかありませんでした。いつ何が起きようともいだきで生きること、ど真ん中で生きることしか全ての解決の道はないと強くわかるコンサートの経験となりました。体の中心から突き上がる熱量を実感しながら、なぜか涙は次々と流れました。コンサート後の講演会のお話は衝撃でした。マリア様のお話も、女性に生まれながらも考えたことのない…というよりどこか考えないようにして来たジェンダーの複雑な感情を自分の中に認識しました。はじまりの始まりを考えます。
この地球に生まれ、人間が問題としている事は人間の都合であって、人間がいかに都合で生きているかその哀しい愚かさに頭をさげるよりありません。人間が資本主義の包摂から解かれ大切な生命中心に生きれたら、たくさんの問題は解決されて行くと考えます。まずは自分から、いだきを受講したひとりとして身を糺していきます。

コンサート後のお食事は、克哲さんはじめ、東京、京都、仙台のスタッフが一丸となり作ってくださった素晴らしいおせちをいただきました。一品一品をそれぞれの方が心を込めて作ってくださり、ひとつのおせちとなるそれは特別な美味しさでした。最後に先生が次元を超えたコーヒーをいれてくださいました。生命に沁み心身満たす幸福感と清まる体感に今年の在り方を学ばせていただきました。
先生、高麗様、克哲様、スタッフの皆様ありがとうございます。

本日のコンサートも参加いたします。何があっても強く、生きる力をつけて参ります。本日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。