いのちの風
生命交流のコンサートでした。第一部の「出逢い」のメッセージで、一期一会、一度きりとの言葉が強く心に残る中、先生のピアノはやさしく響きます。走馬灯のように浮かんでは消えていきます。何があっても切断してはならないと、強い意志が生まれます。一人ではないと、生命が生命に伝わる風を感じました。第二部のメッセージは、お聞きした時には「シナト」がよくわかりませんでしたが、高麗さんの書込みを拝見して「科戸の風」とわかりました。どのような風なのか、美しい言葉の響きに耳を澄ませました。罪や穢れを吹き飛ばす風の真っ只中に身を置き、「いのちの風吹くとき、いのちのちから湧き起る」と言葉生まれ、コンサートが終りました。仙台に向かう前の暗澹たる思いは、吹き飛びました。母の生命にも伝わったはずです。たとえ傍にいなくとも、生命は通じていると確信しました。ありがとうございます。