KEIKO KOMA Webサロン

自分になる


12/6三鷹公会堂のコンサートに母共に参加させて頂きました。

第一部のメッセージは、普段の仕事や生活や活動にて、それをわかっていない為に至らない結果となっている自分を課題と感じており、とてもわかりたいことでした。様々な思いが浮かびつつも余計なことを思い煩わずに演奏をお聴きしていると、ふと身体の使い方が違うように感じました。私は自然を感じる時、いだきしん先生や高麗恵子さんのお話をお聴きしている時に首の付け根の後頭部でお聞きしていると、境のない状態になり、お話から開かれる空間を感じ集中する状態になります。後頭部から演奏をお聴きしていると、首が解れ、意識の在り方が変わって感じられました。人をわかりたい気持ちがあっても自分の方に受け容れることを断つ状態がありました。演奏が身体の中を通り、尾骶骨を感じ、背骨の流れを感じます。身体が熱くなり、熱さが頭に迄到達します。心地良く全身で熱さを感じていると、ハッと人を断つ理由は父のことだとわかりました。幼い頃に病気で働けず療養中だった父から威圧的に命令され小間使いさせられたのが理不尽だったのです。だから今でも理不尽と感じる相手を受け容れられず抵抗感が拭えないのでした。涙が流れ、様々なことが腑に落ちましたが、元の気持ちを辿れば、父を大好きなのが本音でした。ロマンチストでとても優しく、夢を持った人で、私にとり世界でただ一人の父です。誰もが唯一無二の存在で、だから愛しいと感じます。偶然にも12/7は父の命日で、好きだった百合を部屋に飾り、好きだった郷土の仙台駄菓子を母と食べ偲ぶ時間を持つことが出来、コンサートの経験から亡くなった父の為に今尚やれることがあると考えられるようになり、心より感謝しております。第二部となり、アリラン的な演奏からは大陸の山河、風、光、香り、雅やかな栄光の時を感じ、恋しく、懐かしく、涙流れ、胸を揺さぶられます。それからは空間内で起こっていることはわからないのですが、演奏が身体と首と頭の中で交流し、大きな世界を感じ、働きかけを受けられる身体になるようにして頂いているように感じました。数々の素晴らしい経験をし最高のコンサートを誠にありがとうございました。どのように自分を活かすか方法を模索していましたが、何より自分になることが大事で、自分の身体の使い方をわかりたいと望みます。美しいウクライナの方々と会場で笑顔で手を振り合い、母は元気いっぱいになり、距離が近づいたことを心より嬉しく感じました。誠にありがとうございました。
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東京高麗屋にて
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蕾が花開く
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本当の新五女山