京都コンサート

大変遅くなりましたが、２６日の京都コンサートを経験させていただき、本当にありがとうございました。先生の演奏を頭で理解しようとするのではなく、ひたすらお聴きしようとコンサートに臨みました。それも意識的になっている状態なので純粋ではなく、自分がいかに聴けていないかということを心底自覚しました。変わりたいと切実に望みました。それでも体は豊かに反応し、パイプオルガンの演奏で天と地がつながったと畏怖を感じながらも、安らかな気持ちにあふれ幸せでした。コンサート中に生まれてくる言葉をメモするなどというのは、コンサートを聴いていない状態だということを嫌というほど思い知りました。それでもコンサートの一席で先生の演奏をお聴きできたことはすごいことで、頭では分からなかったのですが体はよく分かっていました。一日たった昨日にはエネルギーに満ち溢れ、何十歳も若返ったような体調で驚いています。何でもできる気概にあふれ、人生これからと感じています。ありがとうございます。

五十嵐泰子