常春の国 愛の泉
三鷹でのコンサート、まるで早春の風のように古代に生きた人々の息吹を感じました。豊かな時をありがとうございました。
第一部では本当に高句麗がそこにあるかのような異空間が顕れていました。若き少年のような颯爽とした風が吹き抜け、輝かしい明るい世界が顕れていました。若草の萌える世界の中、ラピスラズリのような輝きを放ち、俊敏に動き続ける風のような聡明な存在がとどまることなく動き続けることが愛だと告げているように感じました。
終盤、こんこんと湧き出る愛の泉があまりに透明で、あまりに清らかで、会場中が聖なる愛に包まれたと感じた瞬間、演奏が終わりました。
第二部は演奏がはじまるとすぐに天井に大きな穴が開き、天から巨大なエネルギーが注がれているように感じました。演奏が進むと自分の内側がひらくように感じると共に、大地が裂け溢れる光が天のエネルギーと融合し、ひとつの球体となっていきました。満たされ、いのちあることの不思議を感じていました。個ということを超えて、今ここに存在することの価値を感じる瞬間でした。
奇跡の演奏をありがとうございました。
明日は久しぶりのジェンダーを楽しみに伺います。