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コナトゥス、源泉を解く神話。


Prudenceに続いて「Conatus (コナトゥス)」,「地母神」,「源泉」などの先生のコンサートメッセージが出されて、ずっと「何を伝えていただいているのか?」を考え続けていましたが、応用コースで丁寧に教えていただき、「神話」の段でやっと具体的にわかりはじめました。

考えてみれば、先生は私たちが「自分で考える」ことを教えてくださるために「コナトゥス」や「源泉」などを教えてくださったと思いますが、自分の受け止め方は逆転していて、そのヒントの意味がよくわからずに、まずはヒントを紐解くという流れになっています。するとまた「そこ」から「その先」にどう行くのか?迷います。きっとそのこともわかった上で、応用コースで神話の話をしてくださったと推察致しますが、そのプロセスを経て「自分で考える」ことに入っていけるので、いつもながら先生の導きから「叡智」という言葉を深く理解します。感謝しかありません。

「コナトゥス」については様々な哲学者たちの2,500年を経たということで今回は「スピノザ」に依拠するとメッセージで語られました。Wikipediaで済ませて申し訳ありませんが、スピノザの「汎神論」のダイジェスト版を確認して、「源泉」に表された「命の力」と人格神でない「神」を表す「いのちのちから」の違いと繋がりを考え、Devine Ages がずっと継続しているテーマ性についても考える機会となりました。2,500年の歴史の中にはニーチェも入っているので、ついついそっちへと迷い込みますが、メインテーマは「自分で考える」ためにどうするか?です。

自分の原点に戻れば、自分がなぜ兵庫から九州に向かい、九州を離れられないのか?の答えは自分では実は「神話」の存在に関係があるのではと深層では理解していました。ただ自信が持てませんでした。前から神話が人間の潜在意識に影響を与えていることは何度となく先生から学んでいますが、応用コースではっきりと教えていただいたことでよくわかりました。このわかり方は「今、この時」だからとも感じ、「宇宙の中の人」でメッセージにある「1億年前のことを内面で理解する」ことに繋がる経験に感じます。「経験」という概念さえもガラッと変わってきました。

「コナトゥス」の原義で今ひとつしっくり来なかったのは「衝動」や「性向」,「努力」などの意味があることでした。潜在意識に神話の存在があるならば突然の「衝動」があったり、「性向」があるのはなるほどとわかり、大いに自分自身の存在を理解する助けになります。「努力」の意味も現代的な浅薄な意味ではなく神々と一体化した存在として生起する「努力」という行為があると理解します。まだまだ考え始めたところですが、昨日の応用コースで大きく進めました。いつも尊い経験の場をありがとうございます。

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