コンサートに参加をさせて頂き。
悠久の時間を過ごしたかのような深い演奏が終り、インターバルのアナウンスで、まだ第一部であったかと驚きました。深く深くそして壮大な世界に様々なことが過り、自分の「甘さ」を思い知りました。「何もしていないではないか」と気づかせて頂き、真っさらな晒しのように未来があり、これから描いていくと言う気合いも生まれました。ここまでに糺して下さり、ひたすらに有り難くあります。第二部では新しい生命のネットワークへと頭が大改造されているかと感じられました。段々と後頭部の緊張が緩み、肩から頭のてっぺんまで血が通い出し、全身をめぐり心身が光のエネルギーに満たされるようでした。世界の現状に心馳せ、世界中がこのエネルギーを感じ、何か人間として気づいてもらいたいと、ともにありたいと感じました。演奏が終わった時は「無事着陸」と言葉が出るほど、この演奏が、会場の私たちとともに世界中に及んでいたと感じられました。アンコールの拍手は力尽きて「無理」と心では呟きましたが、力強く手を叩く自分でありました。とても大きな変革がなされたかに感じられます。東京、東北、再び東京の長い滞在を終え、京都への帰途に望みます。明日からは今までのようには過ごせないとあり、心します。
誠にありがとうございました。
田嶋利江子