山中に忘失したボールペンを見つけ出す!
昨日、山歩きしていて落としたボールペンのことが気になって仕方なく、ボールペンにも呼ばれているような気がして、学校(期末考査中で午前中まで)から帰って、午後3時から再び山へ。芦屋の奥池のゴロゴロ岳(565.6m)から六麓荘コースを下って、休憩場所で、記録を書いて、置き忘れたのだ。(不思議なことに、昨日家を出るときから、これをなくすような予感があった。)まさか見つからないだろうという思いもあったが、お気に入りのペンだったので、捨てて置けなかった。
諦めきれないものがあった。その心に忠実になる。
また梅雨空になってきて、薄暗くなっていく山道。焦る気持ちを抑えて、心当たりを探すもない。「やはり見つからないか。仕方ないなあ……。」と思い掛けたとき、ふと前方の岩の上にあったのだ。茶色のボディーながら、くっきりと存在していた!
思えば、これで三度目の強運だ。三年ほど前、六甲山系の熊笹峠でポーチを、そのつぎの年、八幡谷で財布を亡失し、その日のうちに取りにゆき、見つけている。この「もう一度探しに行く」という行為が強運を呼ぶのかもしれない。自分にとって貴重なものを守り抜いたような喜びと自信があふれ出た。よし、まだまだ頑張れるぞと!