生命の中心

今までの社会の仕組み内で生きるよりはまだましだとか、これでいいという範囲ではなく、現在の若い人や未来の為にいま最も目指すべき女性の在り方だけを辿る時間を得ました。脳性麻痺だったひでこちゃんのことを考えながら、「愛がはじまり」というひと言のなかに一条の答えを見出します。
何の制約も枠もないところにふたつの生命そのものと計り知れない働きかけとの爆発的なエネルギーの交流があることにしか人類の希望を見出せません。若い女性が貧困化し身を売ることの悲しみと等しく、一般的には普通で問題のない関係性のなかでひとりひとりの女性の生命は取り返しのつかないダメージを負ってしまっている悲しみをそのまま感じたらそこにはいられないほどの辛さを、普段は感じないで生きています。ジェンダーでは痛いほど直視し、本当の愛だけが際立ちます。
現代人には太刀打ち出来ない真の愛の世界を何回も何回も教えて頂けるジェンダーを巡っての講座が計り知れないほど尊いです。愛がはじまりであるという事は、これからの仕事、生き方、老化や男女の生理に対すること、若い人たちの置かれる状況、人類の未来全てに答えを出せる事、逆からでは有り得ないことがよくわかります。要のお話をお聞きし続け、枝葉のような外側から真理を求めるようなときではないと理解できます。全ての要である愛についての一日を有難うございます。