山のしあわせ
山でのマーブリングが終わる頃、空は蒼く、静かに深く、刻々とその蒼さがかわっていきました。心のなかにもその蒼さが広がるように静かに深くなっていきます。高麗恵子さんが詩を詠まれる時にむかっているのをしっているように、おおいなる自然はその舞台をつくってくれています。深い森のなかから光が生まれていくように、高麗さんの詩を詠まれる響きが深く、いのちの奥とひろーい世界へひろがっていくのがみえるようでした。あまりにしあわせで、いつまでもいつまでも山でおききしていたいと、胸ふるえました。空があかるくなって目が覚めても、そのしあわせに満ちています。マーブリングの大きなのタペストリーもこれからの作品展にむかい沢山染めてくださいました。新しい世界は凄いです。ずっとみていたいし、この新しい世界のように自由自在に空間を動いてみたいです。
仲間と山のマーブリングに参加させていただきありがとうございました!おわったあとに、野外で高麗さんとみんなでいただいたおむすびもコーヒーも、さくらんぼちゃんも、とってもおいしかったです。ありがとうございます。
京都と比叡山迎賓館コンサートの時、はじめの一音は左の腎臓、次は右の腎臓、お臍の奥、下っ腹、右肘、左首。。と次々に音が入ってきて、爆発的に熱くなり汗だくになりました。ある時、紺碧の空のさらに向こうの向こうから光がさして届くような瞬間の音を感じました。光は月夜にてらされた海の漣に入り、光の漣がどんどん増えて海から離れて空間に無数の光の粒を放っていく光景を心にみました。感動の感動のコンサートでした。
こんなに素晴らしい音が、世界中のどんな状況のすべての人々に届きますように。。。先生、高麗恵子さん、ずっとずっと、ありがとうございます。