境のない世界
迎賓館の音色、印象的な第一部の中盤はまるでパラボナアンテナのように宇宙からの光をうけ、大きな球体を胸に抱き、天へと伸びて光の柱のようになっていきました。
太陽を抱えているように汗が吹き出て、懐かしい香りと共に風と共にあらわれるこの存在とひとつに在る幸せ、満ちてなにも必要ないと感じるほどに豊かな愛の世界がそこにありました。
前に漢字のお話の時にさいという字のことに触れられていましたが、この形はこのような存在とひとつに生きた人間がいたのだと感じてならなかったことを思い出します。
壁になっているものを壊すという先生のお話から、ずっとコンサートで感じているお腹から湧きいづるいのちのちからを思います。そのちからの源では何が起きているのか、自然に働きかけている大きな力の流れの行方を思います。
お店の常連のお客様が、一緒にイベントをやっている方のお勧めでコンサートにいらっしゃることになりました。先日コーヒーをマルシェで目にし、そこでもコンサートのお話を聞いて一度行ってみようと感じたとのことでした。
波紋が広がるような世界、たくさんの波紋が広がるこれからの未来を感じました。
火事場の馬鹿力という言葉もあり、人間の脳は数%しか働いていないとも言われていたり、本当の人間の力は計り知れないのかもしれないと、ふと感じました。真の人間に目覚めた時どうなるのか、終末のお話からも、良い意味でも悪い意味でも後がない今という時を思います。
今日の応用コースが楽しみであり、貴重な一回一回です。ありがとうございました。