東北にて

塩釜での「本音で生きてください」講演会、ありがとうございました。昨日は石巻での作品展に伺いますと、比叡山で染められたという大きなマーブリングのタピストリーに足元からぞくぞくと鳥肌が立ち、神々しさとその威力に圧倒されました。しゃくやくの会の皆さんの出会った高麗さんの作品にもやはり鳥肌が立ち、言葉がとびこんできたり、ただならぬエネルギーに触れ、超越した世界に出会い、この世でつくられた要らない意識が解け、内面あらたになります。表にあらわすとは凄いことなのだと感じ、新たなはじまりを感じ、被災地に立ち上がったという事に真の希望を感じました。

高麗さんがいらっしゃり、「本音で生きてください」の書籍が今が“時”、というお話をちょうどされていました。昨日は昨年、岐阜のイベントでコーヒー販売をさせて戴いた時に「こんなコーヒー飲んだことがないわ」と大変感動されていた方からコーヒーのご注文をいただき、とても嬉しく、新しいはじまりを感じました。私の実家の方でもとても評判が高く、ぜひ静岡でも飲みたいので身近にあれば嬉しい、との声もあり、これから道をつくろうと考えます。出会いから、本のご紹介…と展開浮かんでまいります。

塩釜での講演会では、はじめていらっしゃる方々も身内のように感じられました。「本音で生きてください」講演会は、毎回、同じことばでもその時の状態、場所で感じ方、深まり方が全く異なります。先生の働きのことをより理解していくこと、そして自律のこと、自律とはどういうことかをわかり、受けとめることがはじまっています。

塩釜に滞在し、ホテルの近くの飲食店に入ったのですが、NPO高麗のお話を少ししますと、しゃくやくの会の方のコーヒー＆クレープ屋さんに何度か行った事があってとても美味しいとお話されていて、なんだか近く感じました。現地にまいりますと、色々なことが解決していないことを身体でよくわかり、いだきのことがとても必要であるとわかります。東京にいてはメディアを通しての情報からでは伝わってこない、わからないことでした。出会いの道をつくりたく、本日石巻で活動をさせていただきます。ありがとうございます。