超一流へと

ふとお声かけさせていただき、高麗恵子さんの心模様作品展会場に入られた女性の、一呼吸置いた最初の一言は「随分長く活動されていますよね」でした。作品との出会いの瞬間瞬間は尊く、静かな会話は続きます。繊細な出会いはたった一言、ひとつの行動で断ち切られてしまうことを知っています。祈りの気持ちを魂の詩書は育ててくれます。その方が公会堂へいらした理由は、スタッフの方が間違えて会議室の予約をしてしまい、やむを得ず手続きに来たとのことです。ご自宅は京都で、なんどかチラシを見たものの、1998年の書物の購入以降は何一つ参加されておられませんでした。スーツに着替えまでなさり講演会に参加されました。もちろん「高句麗伝説」を楽しみにされ、僅か６時間前までは見ず知らずの御方であったことが信じられないような、旧知の仲のようなお見送りでした。魂の世界、魂の時間で生きるようで、楽しくて仕方ありません。愛知県からわざわざいらして下さった知人もまた真剣そのものでした。真との出会いを創るよろこびに目覚め、存在あらわしていける時に恵まれ、この尊い出会いも時も生かしていきたいです。

高麗恵子さんより、超一流に必要な事を具体的にお聞きできました。違和感ありながらも目隠しされていたように気が付かなかったポイント、プロセスを教えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。超一流を目指し共に世界へと、お腹の底から力が湧いてきます。

早くもご無事にご到着でほっといたしました。関西までこの時期にお越し下さりありがとうございます。

この度初めて、父母の魂を空間ではなく身のうちに感じています。さびしくて仕方がなかった日々も昇華するようです。このようなプロセスで「高句麗伝説」本番へと向かわせていただけますことに心より感謝申し上げます。