愛の音

仙台コンサート、柔らかな鳥の羽毛に包まれるような優しい水色の世界でした。寄り添うように在る存在の優しさが胸にあたたかくひろがり、終始混じり気のない透明なピンとした空気に心清々しく、先日の京都コンサートで浮き彫りになった僅かな闇がその空間に溶け込んでいきました。
意識的には闇があることすら蓋をしていたことがはっきりしたことで、やるべきことがまたはっきりしたことが不思議でした。

アリランの演奏から、チラシの表紙の緑豊かな里が見え、真の愛から生まれる心豊かな暮らしが浮かびました。
魂報われ、時のない愛の世界は未来からくること、神ともに在る歓びのままに道を創ります。

訪問先でのお年寄りの方に感じる自分のことしか見えなくなることで体も心も強ばっていくこと。少し風穴をあけて開放されていくと息をふきかえしたように生き生きと瞳が輝くこと。周りのご家族も緩むこと。

生きることには希望が必要で、どんなにAIが優秀でもデータ化出来ない、いのちといのちの交流から生まれることがあることに、愛を実現することが本当の幸せに繋がることを知る今です。尊い今、新しい旅立ちをありがとうございました。