高麗のつかい
昨日、ボランティアミーティングで示していただいた府中での一斉飛び込みの集合場所へ向かいました。満員電車にのって向かっているだけで、うれしく、府中の大きな欅の並木を歩いているだけでうれしく、コナールのある武蔵関とは、土地が全くちがいました。歩いていると、高麗恵子さんがずっと前につくってくださった「ちりめんの詩」の数々がここに息づいているようなのです。古の水の香りや木々に吹く風音、新しい芽吹き、美しい花々の光、そして人々の語らいがきこえてくるようなのです。皆んなが豊かに幸せに暮らしていけるように働いていた人々がいた地なのでしょうか。。。
会う方会う方皆気さくで、なんのうたがいもなく、高麗恵子さんの御文とコンサートパンフレットをうけとってくださいます。活動は売ってかえってくることなので、うかうかよろこんでいられませんが、確かなよろこびが生命のなかに芽生えていました。高麗さんの御文がそのままに伝わるように、高麗のつかいの者になりたいです。
いだき講座を受講した何十年も前、府中の桜が満開の頃、この地での応用コースに参加しました。その時、はじめて先生の奥様にお会いしました。先生の奥様とは知らず、遠くに立たれていたお姿に、「いつかあの方のような人と仕事ができる人間になりたい」と心のなかでつぶやいた時、目があって会釈して下さり、私もお辞儀をさせていただいてました。後から、受講生の方に先生の奥様だよっと教えていただきました。今、府中の桜は未だかたいつぼみです。けれど、生まれた気持ちを実現できるように歩みます。多くの機会をつくっていただきありがとうございます。3.11府中芸術劇場どりーむホールでのコンサートへ活動し向かわせていただきます。
ありがとうございます。