アントレプレヌールサロン

ゼロポイントのお話しが始まると、自分がしつこく囚われていた意識がどんどんと流れ始めていきました。なぜわたしは自分が苦しくなることをすすんでやろうとするのかと疑問が生まれてくるのでした。そもそも行為の元となる動機が自分の中にある感情から始まっているとすると、苦しみは苦しみより生まず、悲しみは悲しみより生まず、恐怖は恐怖より生まないと感じます。自分の中にそれまであった感情が、ゼロポイントのお話しと共に消えていくのがわかりました。何もないことに一瞬の戸惑いを覚えましたが、何もないところに全てある、とのお言葉に、コンサートでの経験がまさにそうであると感じ、希望が芽生え始めました。自分の本当にやりたいことがなんであるのかを探しながら、できること（can）をやっている今を自覚していきました。できることをやっているのであって、やりたいことは何なのか、何もないところから問えることが新鮮で、わくわくしていました。講座の終盤に、突如生まれたことがあり、書きとめました。今まで考えてきたことは、ある意味幻想であったと感じました。不毛なことで苦労し、一見人助けをしているように見えても、何も解決していかない、その状態が解体し、今やっていることとは全く違うやりたい気持ちが突如生まれると同時に、ぽっと光が灯り驚きました。ここから数年間のビジョンが、まったく考えてもいなかった方向へと向かい始めたことを自覚しました。そのことを許容し認めてくれる仲間が周りにいるかどうかわかりませんが、いずれにしても、生まれた気持ちを消すことはできません。わかるようで分からない曖昧さが消えて、未来を得ることができました。本当に心よりありがとうございます。