光明

遅ればせながら昨日はいだきが始まり40年目となるコンサートをありがとうございました。

節目の日となり、強く吹きつけていた風はどこか胸の内をザワつかせていました。

40年目にして「今から、これから」というメッセージは、自分の内面にも大きな節目の時となる日として染み入る言葉です。常に今最も必要なことを伝えてくださる先生の働きに感謝よりありません。

ピアノの音はじんわりと体の芯に染み渡っていき、外側のエネルギーで動いてカッカしていた自らの状態が自覚されました。在り方そのものが問われる時なのだと、意識するのも感覚で突っ走るのもやめ、ただそこにいるだけで温かいエネルギーが満ちてきました。

東北にて枠が外れる経験をしてからというもの、全く新しい命として生まれ出た体感の中にいます。長い年月に渡って1から10まで呆れるほどの間違いをしていたことに愕然としています。これから全てゼロスタートです。

周りや社会、この世の時間に合わせているととてつもなく内面が曇っていき、いつの間にかこんな自分は早く死んだ方が良いという声が頭の中に響いていました。もう全てが消化試合のような、ただ死へ向かっていくしかないような世界に囚われ、その中でなんとかしようとしていました。

自分はこんな時間には合わない。そこにはもういない命なのだと気が付くと、どう生きていったら良いかが見えてきます。

自分の時間で生き、周りからは見えない本来の自分を顕わす以外に未来はなく、いだきと出会い内面に何の柵も境もなくなった一人一人が自分の存在に目覚めることで、世の中の動きとは別次元の新たな世界が一際輝き出すだろうと希望で胸一杯です。

いだき発の平和のもととなるエネルギーが世界に伝搬し、子供達が生きていける社会に繋がっていくことから考えていきます。

ようやくこれから歩み出せるという心境です。どれだけ時が経とうと、今からが始まりとなる光明が見えました。ありがとうございます。