見えない闇

私は介護保険の認定調査で個人のお宅にも行きますが、施設にも行きます。普段所属している母体は神戸市で最も古い特別養護老人ホーム、養護老人ホームですし有料老人ホームやグループホーム。病院にも調査に出かけます。そこにはそれぞれの職員や施設ケアマネの意向が、調査対象者そのものというより重要になります。そしてそれぞれの立場や思惑も。。。

施設入所者の中にもいろいろな方がおられます。個人のお宅と言っても家族関係や生活の在り方は様々で短い調査の中で人生の縮図を感じることも多いのです。それぞれの立場では施設職員も背いっぱいで大変なことは私も特養で仕事をしていた経験があるのでよくわかっておりますが、今日は何か見えない闇をすいこんだように私の調子もくるってしまいました。私の席のすぐ前に特養の相談員がいて電話のやり取りを聞いていると5回のワクチン接種が入居の第一条件になっていて介護保険、行政の思惑が第一になっている。有料老人ホームはお金がなければ入ることはできないけれどそれでもそれぞれの立場での立場にそこに入っている方々ってにとっての自由とは、と深く考えます。明日はグループホームに出かけます。調査もきまったルールにのっとっての仕事です。

いだきに出会った一人として何が大切かを考えます。