墨文字の秘密あかされ
仙台でのコンサートの前に会場ロビーでの高麗恵子さんのビデオ講演会をおききいたしました。いつも高麗恵子さんが「図形」とおっしゃる時、どんなふうにみえるのだろうっと、おもうのですが、昨日「世界伝説」を時系列で書くのでなく、風や香りから書かれていて、ある時に球になっていることをお話しくださいました。わたしにも見えない球が見えるかのように、全ぼうがあらわれた時、光の球がどこまでも広がっていく光景が見えるようにきこえました。すごくうれしかったです。そして、墨文字のことも語ってくださいました。高麗恵子さんがその事を語りはじめられた時、私は心のなかで、「やったー」っと万歳していました。和紙と筆と墨で表現された見えていることの奥に、見る人によってよりわからない秘密があること。王が書かれた秘密の書を懐に、飛脚する高句麗人のこと。もぅ歴史の巻物をみせていただいているようでお話しにひきこまれていきました。これからやっていきたいことのパワーです。
そしてむかえましたコンサートにて、ピアノの一音一音が、真綿から紡いだ光る糸が次々にひかれ、織物になり、その美しくやさしい真綿に包まれていました。何もどこにも力が入っていなく安らかでした。二部、大変好きな音色の風が導きてのように、私を殼からだしてくれました。殼の外は自由な空間です。どこまでも清らかな水の流れや全てがよく生きづいている土や山々木々の間を歩いているようでした。地球全部にコンサートをしてくださっていると感じました。来月、沢山の人とこの場で経験できるよう、ボランティアミーティングでのことを実行します。ありがとうございます。