驚きの中で

東京から素敵なお姉さんがお見えになるので私は応用コースで先生にお聞きしたように、前日からいそいそと掃除を済ませ、翌日を楽しみに待ちました。新幹線で到達したお姉さんは、最寄り駅からはうちの地元の女性と一緒にバスでいらっしゃいました。地元の女性はほぼ初対面でしたが、カーテンをご覧になるなり「まぁ、懐かしい」とおっしゃるのでたまげました。一時期は全国を回っていらした、いだき講座の受講生さんだったのです。

女性も、私がいだきの受講生であることに驚いていらっしゃいました。東京から見えたお姉さんは、いだきとは今のところ関係していない方だったためです。一時期はたくさんお見えになっていても、今はお休みしていらっしゃる受講生さんの北東北に多くいらっしゃることをお伺いし、一言でいえば複雑な気持ちとなりました。ずっと先生と繋がっていると、きっと感じていても、過去のいろんなことで、、、胸がギュッとなるというか、とても悔しく、自分のことでないですが、歯ぎしりをしたい気持になりました。

普通に考えたら些細なことでも、「歴史的な何か」とか「業」があると、やたら辛く感じたりした記憶の土壌に、芽。青空には虹の出ている景色を感じ深呼吸しました。先生にお会いして底抜けに明るく生きられる、時代の変わった今、北東北の奥ゆかしく美しい女性達がまた、美しいままに、先生と繋がるよう切に祈りました。