3日間まことにありがとうございました

神様の贈り物のような３日間でした。まことにありがとうございました。きのう先生の講座や高麗さんのビデオ講演会でお聞きするたび「五女山で会いましょう」と２日間の「高句麗伝説」のさいごに高麗さんがおっしゃった瞬間が甦りました。舞台袖のスタッフも総立ちのスタンディングオベーション、鳴り止まない拍手は手拍子となり、全身で手拍子される高麗さんと共に先生の演奏を聴きました。感動の最中で更に高みへ導く渾身の御姿が今もあります。
断崖絶壁の真っ只中でも誰ひとり落とすことなく皆が生きる道を切り拓いた高句麗王の真実にふれました。人間の悲しみを知る大王が世界を助けるために大いなる存在とひとつに総攻撃をかける場につつまれる瞬間、ほとばしる涙は自分をこえています。世界に放たれた光の波紋、講座にて、この場を知らない人もひらかれているとお聞きして本当にそうだと感じました。この場にいる人ばかりではない切にこの場に心よせる仲間や存在と共にありました。
「言葉」のことを講座にて先生から重ねて教えていただきました。いだきで経験した新しい生き方を芸のように身につけてしまう肝は「言葉」とお聞きしました。書いてわかっていく自分があること、書いて言葉によって言葉が浄化されていくこと。経験はしてるのだから、この「基本」をやることなのだとお聞きし、身に沁みました。今までの何もかも一新して、本当のはじまりを、まことにありがとうございます。堤康晴