一斉に芽吹く時へ

お掃除の仕事で、新しいお客様のお宅へいく初めての道は、大きな木が沢山あって、朝のひざしと、春風をおもわせるようなあたたかな風がふいて、絶妙な音で歌っているようにキラキラキラキラ輝いていていました。木々も地面からはえている様に見えなくて、空間にそびえていて、いろんな風と交わったり、ひとつに大きくなったり、散らばっていったり、新しい流れをつくっているように感じてしまいます。桜の木々には小さな蕾がたーくさんついていて、空間に花ひらく時をみんなで待っているようで、仙台でのコンサートのあの音を空にみているようにワクワクしました。ただ仕事へいくために道を歩いているだけなのに、歩くだけで愉しい朝を向かえていました。新しくお会いする方々が、今までと同じ繰り返しの暮らしのままじゃだめだと思い立ったそうで、掃除の助っ人に呼んで下さいました。誰もが今までと同じじゃ駄目な事を感じて動きはじめる時となっていると、自分もそうだ！っと実感します。そのあと、コーヒーの配達にいっても、なんであっちこっちいってるのに、そんなに元気なのかときかれ、なにをやっていても、コンサートへと話しが向いて、ありがとうございます。仙台でのコンサートにて、未来への愛の芽のものがたりをメッセージでおききして、その通りの空間からのプレゼントに満ちました。そして、アンコールのあまりにも美しく、永遠の音のふるさとが心にひろがっていきました。お隣に座っていた男の子が、すやすやとねむっていて、本当にいのちまるごと安心できる場であることをすごく感じ、この地球がいだきであれば、子どもたちは、真に安心して自分であることを生きているっと実感します。先生、高麗恵子さん、ずーっと、ありがとうございます。