日本人であり、女性である

盛岡の催しをありがとうございました。また遅くなりましたが弘前講演会も参加させていただきありがとうございました。内面変わると起きる出来事も変わるというのを体感している今です。

弘前の講演会では馬に乗る高麗さんのお写真の、立体的に前に浮き出てくる様子に、昔もこうして少し離れたところから馬に乗る王様の姿をお慕いしていたことのあったように感じました。自分の中に「ある」からそういう出来事と遭遇していくお話に悔しさややるせない気持ちとなり涙が溢あふれ、その途端にお腹の中から「私達親になるんだよ！」と、叫ぶようにする声に号泣となりました。その前後のビデオ講演会の、１ミリの狂いもなく配置していくというお話に眠っていられず起き上がり動いてしまいました。こんなに動けるのに、普段動けないようになっているのもおかしく、それが当たり前となっているのももったいないとも感じるのでした。一流のホテルとか、一流の品に触れてみたいという欲求は、決してお金持ちになって悠々自適に暮らしたいとか、自慢したいとかではなくて、天からのエネルギーを適切に地に配置して心地よい、自然の中で人や生き物たちが生きられる空間を創っていけるからだったのだよなと内側の夢や希望に改めて触れました。

東北センターの応用コース、死について、ビデオ講演会ではお腹の中でこどもがググッ、ググッ、ポコポコとたくさん動いて先生にお目にかかることを喜んでいました。日本人として生きることを学びました。山の中で鳥がたくさん集まってきて、そのまま居るお話に、自分は意識が強く、狭い範囲でコントロールしたがるので、鳥たちは逃げていくなと自覚していたので苦笑しました。出店をしても、自分が出かける直前だったりするとついつい気がせいて、お客さんをそのまま感じることが出来なくなります。学習塾をやっていたときも今思えばコントロールをして時間内に終わらせ、自分の計画通りに進めることをよしとしていたので、潜在的にコントロールされたがるタイプの子どもたちが集まってきていました。自然とひとつ、宇宙とひとつに生きて真の日本人になっていくことはこの上ない希望で、生きていくちからが湧いてきて、涙が出てきます。このたった一つの希望を、他では、どんなに甘やかされても、人をコントロールしても、されても、私は子どものころから得ることができなかったです。子どもは真を求めているし、自分の力で生きていきたいものです。小さいので適切な大人の助けは必要だけど、どんなに可愛くても、先回りして全部やってあげたり、心配ばかりして能力を奪っていくことは、愛ではなく虐待と今朝言葉になるのでした。

江東区で出産するつもりでしたが色々あって地元の県立病院で産むことになり、オジサン化している自分は早速オジサンの先生と先月思い切り喧嘩をしてしまいましたが、今月の検診では素敵な女性の助産師さんにフォローされ、どことなく産科の雰囲気も女性寄りに変化しているような空気でした。自分も女性なのだから当然相変わらずオジサン化していてはいけないとハッとすると同時に、言うところは言って変えていかないといけないのもまた現実だと感じました。普通の写真と同じでエコー写真も、どんな先生が映すかで全く変わります。お腹をさすってみんな「可愛い可愛い」と言ってくれて嬉しいです。しかし、エコー写真の中の顔は、「お前のいうことを聞くつもりなんて一切ないからな！覚悟しとけよ。ふざけんな。」という顔をしているのです。今から身が引き締まり、ごまかしのきかない存在を前に、とにかく日本人として生きることをしていくことのみに集中をと向き直ります。自分のしたことはすべて自分に返ってくるという教えに希望を持ち、救われます。

先生のお話は、なんて頼りになるんだろう、と、全身から信頼感が湧きます。病院、やだなと思うときも、離れた土地で、対人援助職の現場を変えようと起業して動いていらっしゃる受講生さんたちの存在に、みんな命に反するものは変えて未来を創るために生きているんだ、と、支えとなり、自分も変える側で、と気持ちがしっかりしてきます。

本日は仙台コンサートへ参加させていただきます。いつもありがとうございます。