真の人生　新しい朝

空も海も見る世界がすべて変わった。

ねばならないも、時間に追われて明日の事に頭を取られて自分を追い込んでしまうのも、明日の予定が決まっていない不安も、お金が思い通りに使えないことも、11月1日のいのちが経験したことから丸二日立って何もなくなって、全てを楽しめるようになったようです。この経験をしたらなにがなんでもコンサートに参加したくて思うようにいかない状況に歯噛みする思いでしたが、今日も早朝のケアの後予定が何もなくて、目の覚めるようなそれと海と光の世界に魅せられて、足の向くまま何時もおりない駅で思いがけない小さな買い物をしたり、乗客同士の触れ合いにも、今までとは違うものを感じます。今まで入っていた力が抜けているのでしょうか。明日のことは何もわからないけれど、ここに書けるような画期的な動きも出会いもないけれど、出会うのは人のやさしさです。バスの休憩場所で刺しかけられた傘や、昨日道を尋ねた女性の一緒に歩んでくれた温かい歩調、さっき夕日に誘われて散歩しているときに出会った2歳半の双子のいつまでも手を振ってくれた小さな手。そんな何でもないようなことに喜びを感じています。これまでのような焦燥感よりもふと湧き出してくる喜びのほうが大きいのです。自分を大切にする喜びを初めてのように知りました。

ありがとうございます。