生きる喜び
「根源解決の場」という意識が邪魔。ここに来なければいけないのだ、という意識も邪魔。「悪いモノ」を取ってもらわねば、という意識も邪魔。不安や心配はなおさらのこと、と思うこと自体が邪魔で、頭に霧がかかって、眠くなってしまう。一方で、ピアノの音やシンセサイザーの響きが、心の角度を変えてくれる。豊穣と光沢に酔ううちに、何か理屈抜きに元気になり、「生命の力」を回復してくる。いま、ここで、生きていることが楽しくなってくる。コンサートが終わったときは、すっかり充足感と安心感の中にいた。
帰途に就いたとき、ある人から「この前、南部牛追い歌を聴いたわよ!」と声を掛けられ、「とてもおしゃれですね!」と別の女性に言われた。以前書いたブログを読んでくれていたのだろうが、やはりうれしい。また、安物のスーツしか着ていないのに、いい方向に認めてもらえてうれしく、思わず、「田舎なれども~」と口ずさんでしまう。参加してよかった。ありがとうございます。(10.25.)