自律

早朝に仙台を出て、東京駅で新幹線に乗り換え京都へ向かっています。
仙台コンサートの朝は「有史以来の大革命、歴史的コンサートへ」とあちこちへお誘いのメールを打っていました。私が勝手に申していることではありますが、生まれる気持ちを言葉にしていました。先程気がついたら富士山を通り越しており、お会いできずに残念です、と心の中でつぶやきました。東北の山々は神々しく、西へと向かう車窓からは穏やかな青空が広がっています。

大変なコンサートに臨ませていただきました。今でも生命の内に響くやさしい音、風、光は「愛」そのものの経験です。これまでの誰も経験したことのない「 愛」を経験させていただいた生命は、常に美しく変化変容します。蹂躙された頭、心身からの解放がはじまり、人類最先端の生き方で働き、人類史の大転換期をたった一度の人生で歩んでいけるのです。これ以上ない恵みです。稚拙な表現で誠に恐縮ですが、コンサートへは、俎板の鯉のような心境で臨ませていただきました。平和実現へは程遠い、悪魔的な要素が詰まりきっているとの自覚がありました。それをはい、お願いします、ではないことを頭では理解していました。高麗恵子さんの書き込みを読ませていただき正しく理解できることがありがたいです。真の自律へと向かえる今この時に感謝よりありません。
いつもそうですが、いだきしん先生のコンサート翌日は、生きながらにして生まれ変わった、別人のよう、と自分のことながら体の状態がまるで違います。初体験は初々しく、最高の幸せを実感します。実りの秋は真の自律への大きな一歩からはじまりました。かけがえのない、東北の地ならでは経験を、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。