KEIKO KOMA Webサロン

「奇蹟」語り


遅れて行った上映会、いきなりいだきしん先生の若い時の顔に出会った! 精悍ながら柔和な笑み、ご自身は確信しつつも伝わらぬ「音」のすごさや可能性について、真摯に語っておられた。「若!」と思わず、主催者のSさんに語り掛けてしまう。30年前、この顔と語りに出会って、地平線が開けたような解放感と、これで大丈夫だという安心感に見舞われ、嬉々としていたことを思い出す。「斎藤忠光の世界 ”響”上映会」――今に至る豊かな心身、賢き思い、確かな歩みをもたらしてくれた原点に触れえて、行った甲斐があった。

どうやらSさんは、憑き物とか宿怨とかに翻弄されているクラブ経営者の母子に、自分なりに「いだき」のことを伝えたいらしい。「いだき」との出会いの機会を創りたいらしい。

わたしがびっくりしたのは、応援に駆け付けた5人ほどの女性の雄弁だった。高麗先生と同じように、人類史上初めての、根源解決をなさる斎藤忠光氏のことを、狂信的な匂いを少しもさせず、みごとに語られていた。勿論、ご自身がいかに救われたかの体験談も花開く。クラブ経営者のHさんも、一杯話したいことがあるようで、なにやらふしぎな「奇蹟語り」のひと時だった。
わたしは、残念ながら、「精神界」や「霊界」については、全く疎い。大学時代に親しかった女性に、「あの人のオーラ、変ね!」と同意を求められて戸惑ったのを覚えている。また、友人の多くが、ヨガや瞑想に走るのに、ついていけないものを感じていた。なにしろ、体より頭人間で、その出来の悪い頭脳にとらわれていた。運命や霊魂を信じないのでなく、分からないのだ。そして、分からないでもいいとさえ思ってきた。救いがたいのかも……。だから、いつまでも金に困り、仕事が停滞しているのか……。だからまた、女性たちの語る「奇蹟」に、感心と驚嘆はするものの同調してしまうことはなかった。

そして、別の方向からも、「いだき」との出会いを語れるようになりたいと思った。(9/24)

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三鷹市公会堂 光のホールにて