高麗さんの詩を読ませて頂いて
台風が去って急に涼しくなり、久し振りに職場まで歩きました。途中、公園を抜けていく時に沢山の彼岸花が咲いていて思わず足をとめて写真を撮りました。赤い彼岸花にまじって真っ白な彼岸花も咲いていて、日陰の草むらの中でそこだけぱっと明るい光を放っていました。短い時間であっても、こうして自然の中を歩き、美しい存在に触れる時は生きて行く中でとても大切です。
高麗さんが東北へ発たれる前に深大寺に立ち寄られた際の、木に生った実のお写真と文章、そして詩が、深く心に残っています。高麗さんが、深大寺の山門を入られて大きな木を見上げられた時に、幼い頃にお父様に連れられて深大寺を訪れた時のことや、遙か昔にこの木の下でやはり実を見上げた人のことが、時空を越えて一つになって、とても豊かな時を過ごされたお話が、深く心に響きました。人間として存在していることの実感と充実に満たされ、とても幸せを感じます。三鷹の地は高麗さんの生まれた地であると同時に、何千年にもわたって高句麗人が生きてきた地、その地で今、大木に生る生き生きと輝く実を見上げている瞬間には、人間として存在を現し生きて行くことの喜び、素晴らしさがいっぱい溢れていることを深く感じました。
今日もアップして下さっている美しいピンクのコスモスの花の詩も、とても心のひだに触れる詩でした。20代のころ、秋は何かが終わっていくようでならない寂しい季節でした。コスモスの花も綺麗だけど何か心が辛いような悲しさがありました。でも今は全く違います。ピンクの大輪の花が放つ、やさしさ、温もり、広がりは、未来につながる広がりであり、温もりであり、希望をそこに見出します。いだきを受講することが出来、生まれつきの運命が解放され、真の自分を現し生きられるようになっているからこそ、心に響いてくる高麗さんの詩です。WEBサロンを開いて、それを私達が読むことが出来て、たとえ今その場に居なくても、共鳴しあって豊かな世界が広がっていくことが嬉しいです。
13日の高句麗伝説を経て内面は大きく変わっていることを日々感じています。
表現させて頂いて、ありがとうございます。