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初秋の日


今日は気持ちの良い日です。家の前の畑ではムクドリたちが夢中で何かをついばんでいました。
公園に行くと、赤とんぼがたくさん飛んでいました。小さな体に付けた透明な羽を懸命に震わせて、鳥たちとは違う、不思議な飛び方をします。赤とんぼの間をアゲハチョウがひらひら横切って行き、草むらでは小さなシジミチョウが葉っぱの先にじっと止まっているのに気がつきます。木々はまだ緑の葉を茂らせているけれど、真夏の頃の勢いは落ち着いて、秋から冬へ向かう準備を始めている気配が感じられました。既に少し赤くなっている木の葉もありました。池の端では鴨たちがひなたぼっこをしていました。久し振りの晴天が鴨にも嬉しいのでしょうか、何となく目が嬉しそうで、気持ちよさそうにしていました。
用事を済ませて家に帰る道も、両側は広い畑です。秋の香りのする風が吹き抜けて、草むらではコオロギが鳴いているのが聞こえてくると、子供のころの幸せな気持ちがよみがえって今に溶け込んで、とても豊かな気持ちになりました。人間だけが生きているのではなく、数え切れないくらい、たくさんの生命が一緒に生きています。そのことをつくずくと感じながら歩いていました。当たり前に生きているのでもなく、自分で生きているのでも決してありません。そこに目に見えないおおいなる働きかけがあることを、身近な自然の中に身を置くなかで、おのずと分かるのです。
先日の三鷹での応用コースでの、今まで経験したことのない、静かでありながら全てが充ち満ちている、尊い空間に身を置かせて頂いたことが、今も心にありつづけていて、今日の気持ちの良さに続いています。ありがとうございます。
生命は、13日の高句麗伝説に向かっています。

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