お祓い

待ちに待った先生のコンサートでした。予想外に、体が痛み、整体に行くよりなく、コンサートへ向かうという巡りとなりました。途中、亡き父母や兄に話かけるようにし、この状況をなんとか変えたいと叫んでいました。自分の状態もですが、世界全体の状況もです。いだきを始めさせていただきました自宅が近いので、原点に帰ることができる三鷹公会堂です。聖地巡礼コンサートツアーと私が口走ったことをそのまま実行していただき、宮城県からたくさんの方々がお越しくださり、大変うれしい開場でした。もちろん各地からお集まりくださる方々にもお会いでき、とてもうれしく感謝溢れコンサートが始まりました。第一音から「ここが生きる場」と生命の奥深くから安堵し、ここに居れるだけで幸せと感謝し、胸の内は涙よりありません。

第一部「悠」

「悠々自適の「悠」です。「悠」は禊して心身を祓い、清らかに落ち着いた心情を云います。古代中国では、旅先から帰った時に、まずは足を洗い、爪を剪り揃え、汚れを除くことを行われていました。「白川静著{漢字の体系}より」身を浄め、禊をして祓い、何がきこえ、何がおわかりになったのでしょう。」

第２部「心に才」

「「心に才」の「才」は才能とか天才の「才」です。「才」は神性の所在を示し。聖域であることを示します。禊して心顕れ、穏やかで清らかな心に、神の神意は如何に。」

メッセージ「悠」とはこのような経験であるのかとわかる経験をさせていただきました。禊して心身を祓うということを経験致しました。おおいなる存在と先生は一体となり、天のはるか彼方よりのエネルギーを音に表してくださっていると感じ、見えました。天のはるか彼方より人智を超えた神聖なる光が降り注がれ、邪や闇を祓ってくださいました。静かな音にもはるかかなたの光を見、中心はここだと教えられているようでした。静かな音の時は心澄まし、より集中しました。気づけば、後頭部に大きく固い魔物のようなものを被っている状態が見え、魔界に取り憑かれていたのかと唖然としますが、悲しいかな、生命の内では合点がいくのです。巨大な魔物でさえも先生の音により祓われていったのです。後頭部がすっきりとしました。整体に行くよりなかった痛みはこれが原因であったとわかりました。治る訳がなかったこともわかりました。こんなお祓いができる御方は世界中どこにもおられないと生命でわかります。それも過去の歴史を見てもおられないと見えます。畏れ多い場に身を置かせていただき、畏怖を感じ、頭を垂れます。まだこんな魔界に取り憑かれている状態には驚きましたが解放される喜びがあふれました。第２部もお祓いをしていただいていると感じました。神々あらわれ、邪が祓われると、私の内に天女のような見たこともない美しい女性を感じる神が美しい空間を飛翔しています。美しい香りまで感じ、幸せでした。次から次へと私に取り憑き、まとわりついている霊界や魔界が祓われていきます。この世という魔界とも見えました。この世は生きていけないとは常に感じることです。夜になると魔界に遊ばれているように感じる程、空気が魔界になります。魔界に迷う自分では、死んだ後に魔界に行くよりないと見え、ぞっとしました。魔界に行く為に生まれてきた訳ではないと真剣に自分に言いました。愛と表現させていただく大好きな演奏をお聴きした時は、いつも講演会でお話させていただいています３歳の時に母と過ごした夕暮れ時の風が吹きました。人間は何故生まれ、生まれたらどう生きるのか死んだらどこへいくのか、死が終わりでも別れでも永遠の世界を求め始めた時に吹いていた風です。母が隣に居るようで涙あふれます。本当のことがわかりたいと望んだ人生の出発点です。霊界、魔界に取り憑かれながらも先生にお会いでき、真をわかり、真の自分を実現できる人生が拓かれました。今さら魔界に遊ばれ迷子になぞなっていられないと自分に喝を入れると、光を覆っていた覆いがとかれ、お腹の底に強い光が見えました。東明王様につながる魂です。ここで生きると心の中で大声を出して、宣言しました。ここで生き、人間が生きていける国を創るのです。４１年前の今日は、おそらく先生に初めてお会いできた日です。今日のコンサートは誕生日と感じました。真の自分をこの世で実現するのです。素晴らしいコンサート後は前向きになっていました。最近は嘆きが多かったことに気づき、何をするにも喜びおこなうことに努めると、気持ち良いです。嘆いていると暗くなります。今日から真の自分を活かしていくように前向きに動いていきます。やりたいことがあり生きています。今日のようなコンサートを世界中の人と経験できればどなた様も人間とし生まれてきた意味をわかり、実現できます。私はコンサートがあるので生きていけます。明日もあることがうれしくてたまりません。ありがとうございます。