年周り
らじるらじる聞き逃しで、高橋源一郎とよむ「戦争の向こう側」2022 の15日放送を聞く。毎年のシリーズなので、ご自身作家であり、戦時下での作家活動について、どうしても目を向けざるを得ないんだろうと感じている。去年どうだったかは忘れた中にあっても、今年は一層その思いは強くなっていると思う。戦後77年目の今年、明治維新から数えて77年は終戦、そこから数えてきてという年まわりらしい。今回のテーマは、戦況が激しくなる戦時下、「でも書き続けた作家たち」である。作家と詩人、それぞれ一時間番組。作家部門は太宰治の3作品を取り上げている。「12/8日」の作品は、小説にしてはすぐに書き上げているとのこと。日本国中が戦勝に酔いしれる中、冷静に世の中をみている作品であり作家とある。作家 奥泉光氏をゲストに。奥泉氏の最後の感想、太宰治のように冷静に気づくことが、出来るであろうか、常に注意深くを話されていた。高橋氏も同様で、書かないことはあり得ないが、どう書くかはその場にならないと分からないが、テーマであるようで、緊張伝わってくる。そんな方々であっても、気付かぬうちに忍びよることある可能性は衝撃である。
ありがとうございます。