緑豊かな地にて

昨夜は、京都から一気に盛岡に向かい、午前３時過ぎに着きました。朝が明ける澄んだ美しい空を眺め、あちこちで鳴く鳥の声を聞き､木々や草花、自然の生命と合唱する鳥の声が響く空間に身を置き､｢風の便り」を読み、眠りにつきました。今日は、盛岡の自然の豊かさに触れ、ここに来た原点を思い出していました。夕方には東北センターに集うスタッフと一緒に屏風山のスイカを皆でいただき、とりとめもなく話をしていました。屏風山のスイカは最高に美味しくて元気がでます。東北センターを創り、盛岡の家の引っ越しの日も皆でスイカを食べたことを思い出しました。この度は心を入れ替えてきましたので、この地に導かれ、ここに拠点を創ったことの巡り、運、意味を考えました。はじめたことは息をしている限りやり続けるとはエチオピアの支援活動をする時に先生におっしゃっていただきましたので、心しています。東北の復興支援も人生賭けと生まれた本音に従い、縁ができた岩手県の被災地を全てまわりはじめ、すべてまわりきり、心の復興なくして町の復興はないと身に染み、東北センターを創り、ピアノを運びこみました。東北の方が先生にお会いする機会があれば何よりお役に立てると考えたのです。今日は雨が強く降っていますが、ドラッグストアへ買い物に行った時、震災後に被災地へ行った時のように､土地の空気、エネルギーを体で感じ、この地で復興支援の道を作ることを考えました。ちょうど、東北センターまでスイカを運んでくれたボランテイアの人とスイカを一緒に食べながら色々と話していました。その人は今も岩手県に家を借りています。当時は何人ものボランテイアの人が家を借りて活動をする気でいました。仙台や山元町にカフェや焙煎工場を作りましたので、宮城県にも行きますので、なかなか時間がとれなくなりましたが、気持ち新たに活動を始めます。

大雨で道路が通行止めになり、やっとの思いで比叡山を出てから京都にてホテル滞在となり、そのまま盛岡に来ましたので、比叡山を飛び出したままの荷物と格好のままで過ごしています。今後は何が起こってもなんでもやれるように備えていきます。不思議な毎日となってきました。

盛岡では雨に濡れる紫陽花の花が大きく元気に咲いています。鮮やかな色彩を放つ夏の花も見事に咲いています。木々の緑は濃く深いです。木々のエネルギーを感じるだけで、生命豊かになります。夕方の空は異次元空間でした。美しい地です。仕切り直しの為に、今日のような特別な時間を与えられたと感謝します。明日は東北センターでの応用コースがございます。かけがいのない学びの機会に感謝します。ありがとうございます。