先生、お誕生日おめでとうございます。
不安定なお天気の道中、外にでれば、栗のお花の花粉の香り、何処?と探すと大きな栗の木がたくさん。きれいなアジサイとともに東北へと導いてくれました。
前回のコンサートにて地球の土まで、空気、自然、地球まるごと変えられようとなさっていると感じ、今回仙台でも地球に埋もれている悲しみや血、すべてを先生が受け入れてくださっていることがわかりました。
初めてうかがった催しでみた、先生の後姿がいまでも忘れられません。
グループカウンセリングの講座の際になにもくれなくてもいいから、チケット買ってコンサートに来てくださいと優しいお言葉をみなさんにお話ししてくださりました。お体も大変かと存じます。先生に頭を垂れますと、心の中で2部のメッセージの時につぶやいておりました。
第2部では沖縄の89歳になる陶芸家の方のお顔が浮かび、その方と手をつないだときのことを、昔のお話ししたことを思い出しておりました。その瞬間、先生につながったような感覚があり、喜んでおられるような気がいたしました。
沖縄のことを忘れないでいてくれて、いつもありがとうと先生におっしゃっているようでした。
戦争のあと、アメリカさんからお金を得る仕事をして食べるか、アメリカさんが捨てたごみから食料を得るかとなっていたこと。沖縄は琉球の言葉を奪われ、大和言葉も奪われ、アメリカの言葉を勉強しろと言われ、大和言葉に戻り、琉球の魂と言葉は戻ってこなかったとお聞きしたことを忘れられません。戦争のあとの食文化が乱れたことも。めりけんさんがメリケン粉を持ってきたから、沖縄そばが普及したようだとのことも。
現在、食に携わらせていただいております。
コロナからはじまり、戦争で、食の流通が大きく乱れ、大きく変わっていくことを身に染みております。それならそれでと考えこちらも新しく変わりとしておりますが、このようなところにも意図が入ってくるとは驚きでした。
近年、飲食業も変化しつつあったものが現在の状況となり、今後どうなっていくのか楽しみでもあります。
いまは、作り手側が主役でお料理よりも料理人が主役、そちらのお話しを聞きながらお金を払って食べる。そのようなお店が増えております。料理人の地位を上げてくださる取り組みはとてもありがたいです。お料理が主役になることは本来もこの仕事に携わる側からすれば喜ばしいことですが、家族で楽しくおしゃべりしてこれおいしいねとお話ししてくれる家族団らんのときにお食事がある、その温かい場が私はうれしく、もう一度食べたいと何年たっても食べた感動を忘れないお食事のお店にともっともっと変えていきます。
頭のわっかを外してもらい、地球、宇宙をきれいにしてくださった先生のお誕生日コンサート。凛としてを心に、高麗さんがのせてくださったこけしさんのように凛としての姿を学びます。美しい女性、本来の人間、日本人としての誇りを愛を忘れずに生きていきます。
先生、高麗さま、いつも世界のためにありがとうございます。
お誕生日の日に毎年コンサートをしてくださりありがとうございます。
浜松 鈴木理恵